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歪曲収差 Lumonar AIは微妙!?
どうもやなぎですー。
今日は私の趣味であるカメラに関するお話をします。
カメラに興味ない人は「?」な内容になると思います。
私はアマチュアもいいところで、有益な情報を発信できる身分ではないと自負しています。
そこで今回は逆に、カメラ好きな人に質問するような記事になります。
貴重なご意見お待ちしております!
内容は歪曲収差の補正に関してです。
ゆるーくお願いします。
歪曲収差 RAW現像のときどうしてる?
まずは私の機材説明します。
Nikon Z6,Zfcを所有しており、メイン機はZ6。
現像ソフトはLuminar AI。
アドビって年間の維持費を考えると、少しお高めですよね、、、。
はい、本題に戻りまして、
先日知人の結婚式に、Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4の装備でいきました。
いざRAW現像しようと思い開いたところ、当たり前ですが歪曲収差補正がなされていない写真が表示されました。
それをみて感じたのは、
歪曲収差の補正ってLuminar AIでやるより、カメラ側の方が優秀だなという感覚です。
歪曲収差補正を比較
実際の写真を提示して比較していきます。
写真は結婚式場で知人の写っているものになります。
左右対称の構図で、平行線がたくさん入っているため丁度よい比較写真になりました。
①RAWをJPEGへ
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当たり前ですが樽型歪曲が出ています。
続いて、
②JPEG撮って出し(NikonZ6内での歪曲収差補正)
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若干の色味の違いはありますがご容赦ください。
こうしてみると、Nikonはすごい自然な補正をしてくれている印象を受けます。
そして、比較対象であるLuminar AI。
こちらは補正レベルが0〜100で選べるため、ここでは補正値50と100で書き出します。
③Luminar AI 補正レベル50
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④Luminar AI 補正レベル100
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比較してみると、
Luminar AIは外側の歪曲は修正できますが、中央の歪曲はさほど修正されません。
気持ち樽型に膨らんでおり、人物が横に広がって見えます。
Nikonは写真全体に対して補正をかけている
Luminar AIは歪曲の強い外側に補正をかけている
こんな感じにみてとれます。
一番下にも別の参考写真を載せましたので、興味のある人は見てください。
正確に言えば、Canon,SONYで撮影したことないので、各社の歪曲収差補正がどの程度のものなのか知りません。
画像処理エンジンが違いますから、もちろん歪曲収差補正の程度も変わってくるのでしょうね。
なにか知識を持っている方がいましたら、お気軽にコメントください。
他の写真ではこんなことも
そして、また違う写真になりますが驚愕の事実が判明しました。
NIKKOR Z 14-30mm f/4はRAWで表示するとレンズフードがケラれる!!
こちらがその写真。
①RAWをJPEGへ
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見事に四隅にケラレが発生しています。
周辺減光ではなく、れっきとしたケラレです。
広角レンズって補正しないとケラレるものなのですかね
私はこのレンズが初めて購入した広角レンズのため、真偽のほどはわかりません。
詳しい人、教えてくださいー!
補正しないと絵にならないということは、Nikonとしては
「補正された状態で出てくる絵が、我々の目差した広角の描写です!」
的なことかと勝手に納得しました。
また、色々と検索したところ、
この歪曲収差補正はNikon純正のNX studioでも補正オフにすることができず、
さらに、アドビでも補正オフができないようです。
もちろん、撮影時にカメラ側の設定でオフにすることもできません。
補正ありきで考えられているレンズなんですね。
このケラレをLuminar AIで除去しようとすると、先程の補正レベルを80まで上げる必要があります。
こちらがその写真
②Luminar AI 補正レベル80
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小さな差ではありますが、
歪曲という広角では避けて通れない収差をどのように処理するのか、カメラ好きとしては興味深いところです。
いやー、奥が深い。
なにか結論を出したいわけでもないので、比較だけして漠然と終えてしまいますが許してください。
まとまりないですが、また気が向いたときに気が向いた記事を書きます。
今回は問題提起のみという形で失礼します!!
何か知識を教えてくれる人はコメントお願いします。
ではではー。
おまけ
別の参考写真。
①RAWをJPEGへ
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②JPEG撮って出し
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③Luminar AI 補正レベル50
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④Luminar AI 補正レベル100
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