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忙しい人のための晴明伝奇

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『晴明伝奇』全50話の内容を1話につき950~1000字で紹介します。
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#創作

忙しい人のための『晴明伝奇』#25 天寿を操る秘術

全編はこちら↓ ▶時期:康保四年(967) 晴明は眼前の鈴が鳴り響いている理由がわからず困…

清甜銀雪
1か月前

忙しい人のための『晴明伝奇』#24 妖魔を捉える鈴

全編はこちら↓ ▶時期:康保元年(964)― 康保四年(967) 仙狐登用試験の看板を目にした…

清甜銀雪
1か月前

忙しい人のための『晴明伝奇』#23 耀を蔵する者

全編はこちら↓ ▶時期:康保元年(964) 難波浦に到着した晴明は保憲の海若祭を手伝った後…

清甜銀雪
1か月前
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忙しい人のための『晴明伝奇』#22 新しい家

全編はこちら↓ ▶時期:応和元年(961)― 康保元年(964) 碧霞元君は耳飾りが片方しかな…

清甜銀雪
1か月前

忙しい人のための『晴明伝奇』#21 霊剣修復

全編はこちら↓ ▶時期:天徳四年(960)― 応和元年(961) 内裏焼亡の翌朝、貴族たちは灰…

清甜銀雪
1か月前
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『晴明伝奇』第1話 仙界への誘い

▶時期:延長八年(930) 春の霞がかかっていた日に、満月丸(後の安倍晴明)は、住吉の浜辺…

清甜銀雪
3か月前

『晴明伝奇』第2話 弟子入り志願

▶時期:延長八年(930) 満月丸の父の葬儀を行うために、父に仕えていた陰陽師の賀茂忠行が来た。葬儀の後、満月丸は忠行に弟子入りを志願する。気が進まない忠行の様子を見た満月丸は、弟子にしてくれたら金烏玉兎集を差し出すことを約束して、弟子として受け入れられた。 家に帰る途中で満月丸は百鬼夜行を目撃して、忠行と一緒に身を隠してその場をやり過ごした。ただ者ではないと思った忠行は、満月丸に余す所なく陰陽の道を教えることにした。 満月丸の父の死は、白雪の生活に大きな影響を与えた。

『晴明伝奇』第3話 承平・天慶の乱

▶時期:天慶元年(938)― 天慶二年(939) 晴明は賀茂忠行の推薦によって陰陽寮に入ること…

清甜銀雪
3か月前
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『晴明伝奇』第5話 光り輝く少女

▶時期:天慶五年(942) 白雪の力と地獄の炎がぶつかり合い、激しい爆発が起こった。その反…

清甜銀雪
3か月前

『晴明伝奇』第6話 賀茂の娘

▶天慶五年(942)― 天慶六年(943) 晴明は賀茂忠行から梨花を娘として育てることを告げら…

清甜銀雪
3か月前
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『晴明伝奇』第7話 雨乞いの儀式

▶時期:天慶六年(943) 賀茂保憲の主人になる藤原師尹は、藤原忠平の息子たちのなかでも特…

清甜銀雪
3か月前

『晴明伝奇』第8話 遥かなる夢

▶時期:天慶六年(943)― 天慶八年(945) 晴明は、自分が未だ越えられずにいた男女の境界…

清甜銀雪
3か月前

『晴明伝奇』第9話 秘めた想い

▶時期:天慶八年(945)― 天暦元年(947) 二人だけの秘密を共有してから、晴明と梨花の絆…

清甜銀雪
3か月前
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『晴明伝奇』第10話 泰山府君の法

▶時期:天暦元年(947) 疱瘡を患った梨花は隔離され、孤独な日々を送っていた。晴明は、心の内では彼女を看病したいと思っていたが、身勝手な行動で彼の師匠に病が伝染るようなことはあってはならないことだと自分を戒め、遠くから無事を祈っていた。 賀茂忠行は、密教の修法である焔羅王供行法次第には万病を治す力があることを発見する。この修法は病人の家で泰山府君の呪文を唱えれば死籍から病人の名前が削られるもので、泰山府君は陰陽寮でも延命祈願の神として祀られていた。この時、晴明は初めて泰