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忙しい人のための晴明伝奇

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『晴明伝奇』全50話の内容を1話につき950~1000字で紹介します。
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記事一覧

『晴明伝奇』第1話 仙界への誘い

▶時期:延長八年(930) 春の霞がかかっていた日に、満月丸(後の安倍晴明)は、住吉の浜辺…

清甜銀雪
2週間前

『晴明伝奇』第2話 弟子入り志願

▶時期:延長八年(930) 満月丸の父の葬儀を行うために、父に仕えていた陰陽師の賀茂忠行が…

清甜銀雪
12日前
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『晴明伝奇』第3話 承平・天慶の乱

▶時期:天慶元年(938)― 天慶二年(939) 晴明は賀茂忠行の推薦によって陰陽寮に入ること…

清甜銀雪
11日前
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『晴明伝奇』第4話 天下安寧

▶時期:天慶三年(940)― 天慶五年(942) 密教に精通している賀茂忠行は、藤原師輔に白衣…

清甜銀雪
10日前
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『晴明伝奇』第5話 光り輝く少女

▶時期:天慶五年(942) 白雪の力と地獄の炎がぶつかり合い、激しい爆発が起こった。その反…

清甜銀雪
9日前

『晴明伝奇』第6話 賀茂の娘

▶天慶五年(942)― 天慶六年(943) 晴明は賀茂忠行から梨花を娘として育てることを告げら…

清甜銀雪
7日前
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『晴明伝奇』第7話 雨乞いの儀式

▶時期:天慶六年(943) 賀茂保憲の主人になる藤原師尹は、藤原忠平の息子たちのなかでも特に冷たく厳しい性格だと知られていた。晴明と保憲は気を引き締めて彼に仕えなければならなかった。保憲は師尹から料紙を渡され、翌年の暦本を造るよう命じられた。暦の吉凶を示す日は数え切れないほど多く、晴明はとても覚えきれないと感じる。だが、保憲はこれらの吉凶日をすべて暗記していた。 干ばつの季節になり、保憲は雨を祈るために五龍祭を奉仕することになった。晴明は、いつか陰陽師になったときのために

『晴明伝奇』第8話 遥かなる夢

▶時期:天慶六年(943)― 天慶八年(945) 晴明は、自分が未だ越えられずにいた男女の境界…

清甜銀雪
1日前

『晴明伝奇』第9話 秘めた想い

▶時期:天慶八年(945)― 天暦元年(947) 二人だけの秘密を共有してから、晴明と梨花の絆…

清甜銀雪
13時間前