ヤマザキアヤ

【ヤマザキさんのおうちフレンチ】主宰。旅行先のパリで出会った美味しいフレンチを家庭料理で再現しています。おとなの食育も。https://larecettedu.com

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マガジン

  • 祈る合格。

    こどもが受験生に。親ができることってなんだろう、と祈るようなきもちですごした日々を書き留めました。

  • ココロが折れたときの処方箋

    子育てで迷った時に頼りになるクリエイターさんの記事を集めました。

  • ごはんのじかんだよ。

    こどもたちに好評だったメニュー、リクエストがあったメニューを取り上げています。こどもたちのことばをそのまま載せている回もあります。

  • おとなの食育、こどもの食育

    安心・安全な食ってなんだろう。エシカル、ビオ、エコってなんだろう。消費者である私たちにできること。

  • おうちでフランス家庭料理

    大好きなフランス家庭料理のことを書いています。小さな子が思わず言ってしまったかわいい迷言・名言も。

最近の記事

卒展、出発を待つ君と

2022年10月18日、卒展初日。朝3時に目が覚めた。 午後は長女が受付で来場者の対応をしているというので ゆっくり行こうと思っていた。 早朝の慌ただしさから解放された頃 心ここに在らず、 コーヒーを飲む時間も惜しく、 家事も手につかず、 これはいくしかないと身支度をした。 車を走らせながら、 涙が止まらない。 初めての感情だった。 マスクだし、キャップだし、会話もしないし 広い会場だし、泣き顔を見られることもないだろう。 渋滞もなく、10時過ぎには

    • もうすぐ卒展、伝統の自画像に想う。

      15歳の時からあこがれていた、 その日がやってくる。 受験を決め、初めて卒展を観に行った時、 先輩たちの個性あふれる作品の数々に感動した。 作品の隣には伝統の自画像。 これが本当に、本当に、素晴らしい。 受験で初めて描くことになり 自分のことを客観的に描くことの 難しさを知った 5ヶ月間、画塾に通って学んで その時の精一杯で臨んだ 無事合格し、入学できたその後は 描くことが日常の3年間 アトリエのある高校で デッサンする日々 朝日も夕焼けも 雨上がりの虹も 変わって

      • 美術科高校生のプレ卒展。

        高校の授業もふつうにあって その上、日々の授業の前後に 朝デッサン、夕方デッサンを数時間するのが通常。 初めてみた教室の雰囲気が 大学のキャンパスのようだと感じたのは 私だけではないだろう。 卒展の作品は 3年生になってから着手するそう。 今までは 先輩たちの作品を楽しんでいたが 来年の今頃を思うと 2年生は自分にもできるだろうかと 不安な気持ちになるようだ。 秋の卒展には 作品横に伝統の自画像も並ぶ 自画像って とても難しいのではないだろうか

        • 笑顔になりたくて、子どもにお手紙を書いてもらった話。

          ねえ、ママにお手紙書いてくれる? うん、いいよ。 覚えたての句読点とひらがな。 えんぴつと紙を持ってきて さらさらと書いてくれた。 ままへ いつもおいしいごはん、 ありがとう。 どにちとかせんたくもの、 たのんでいいからね。 Sより ママ、ご飯作ってないけど、 どうしてありがとうって書いてくれたの? ママはいつもごはんつくってるよ。 ママのごはんおいしいよ。 お惣菜が並んでても、 ママが食卓にいなくても、 ごはんとインスタントの味噌汁だとしても。 マ

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        • 祈る合格。
          5本
        • ココロが折れたときの処方箋
          3本
        • おとなの食育、こどもの食育
          16本
        • ごはんのじかんだよ。
          39本
        • おうちでフランス家庭料理
          36本
        • マダムa.y.aの妄想アペロ
          1本
          ¥500

        記事

          2度目の創業セミナー、やっぱりこれが得意なのかもしれないと気づいたこと。

          参加した創業セミナーってなにするの? プレ創業塾です。自分の好きなことを仕事にする、自分の夢を叶えるプランを立てるための3回シリーズのワークショップです。創業塾という名前だけで、敷居が高いと感じるのでセミナーと変換してるそう。 会場は満席でした! セミナー講師は女性で、とても元気で親しみやすい先生。 スタートアップノートを使用します。 レジュメに沿って説明しながら 時間を測って言葉を書く、書く! 書き出すワークが続きます。 言葉が出てこないわ。。。 と固まっていると

          2度目の創業セミナー、やっぱりこれが得意なのかもしれないと気づいたこと。

          大切な人に寄り添う方法を知りたい人、必見。魔法って言っていいかな? 平井堅

          大袈裟な事は 何も出来ないけど 君を笑顔にする魔法はいくつか持ってるんだ 帰り道の 犬の鳴き真似 あの日の本音 君の寝言の話 そして大好きのキス 君を笑顔にする魔法ならいくつか持ってるんだ くしゃみをする君の顔まね あの時君に 打てなかったメールの話 大好きのキス 立ってられない様な悲しみが襲って来て 君を笑顔にする魔法が消えてしまったら 一緒に泣こう 一緒にもがこう 一緒に生きよう 見つかるまで探し続けよう 魔法って言っていいかな https://youtu.be

          大切な人に寄り添う方法を知りたい人、必見。魔法って言っていいかな? 平井堅

          眠れなかった夜に、子どもが書いてくれた手紙

          今日は夏越しの大祓ですね。 金沢では氷室まんじゅうが店頭に並んでいるのだろうな。 家族と食べたいな、と毎年思いながら。 金沢を離れてもうすぐ8年だというのに。 長く住んだ土地の文化や習慣は忘れることがないのですね。 大垣暮らしも3年目になりました。 春から秋にかけてお祭りがあって、その時期に合わせて帰省する人も多いとか。 私もそうだったように、 そっと帰ってきて、そっと戻っていく。 ここは住みやすくて、静かで、困ることはない。 大垣の文化に触れてみたいけど、 ここ2年は身近

          眠れなかった夜に、子どもが書いてくれた手紙

          満月の日に、星になったんだ

          彼は珈琲が好きだった。 アイスクリームも好きだった。 欲しいものを聞いたら テレビカードと宝くじ、 って。 ベットから眺める 窓の近くに 幼稚園で作った 鯉のぼり 風で少し向きが変わると 名前が見えるように して欲しいと やりたいことが いっぱいあって 母を悩ませた 父は眠るように 満月の夜に星になった 3人姉妹と母 9人の孫が揃って 父を送った まるで田舎のお葬式だね、 みんなとても騒々しい 久しぶりの再会で 悲しむ暇もない通夜だった 翌朝 納棺になり 父の好

          満月の日に、星になったんだ

          大人の食育、春は駆け足ですから

          岐阜の春はあっというま。 小さな苺が並んでいると、もうすぐ5月だなあと感じます。 ベランダのタイムもすくすく育って。 小さな葉がここだよー、って 一斉に太陽に向かっているのを見ると とても癒される。 ああ、なんてかわいいんだろう。 タイムを譲ってくれた友人は 元気に過ごしているだろうかと やさしい気持ちで眺めてしまう。 その友人とは 食の趣味が合うので ね、最近なに作った??? と聞くのが楽しみだった。 困ったら焼肉のたれ 低温調理で砂肝のコンフ

          大人の食育、春は駆け足ですから

          何度作っても癒される、エチュべという調理法

          私は上田淳子さんの作るエチュべが とても好き。 日曜日にライブ配信があって 拝見しました。 双子の息子さんと3人で出演されていて 穏やかに会話しながら ネギ、白菜、さつまいも それぞれ軽い蒸し煮に仕上げていく。 息子さんたちが話す 小さい頃のエピソード。 エチュべという調理法を知らなくても 確かに食べた記憶。 いつの日か 私の息子も言ってくれるだろうか 僕が作るのはフレンチだよ 母がよく作ってくれたんだ なんかとても微笑ましい きっと料理が好

          何度作っても癒される、エチュべという調理法

          ココロノオニを退治せよ。幼稚園児にどんな鬼がいるのか聞いてみた。

          幼稚園の節分行事。 例年と異なるなんとも斬新なアイデアだった。 自分の心にいる鬼を退治するという。 鬼役の先生は不在で 鬼のお面がついたハリボテに向かって剣を振った様子。 給食用の炒り豆は 窒息の可能性があって 食べてはいけないという消費者庁のアナウンスで 空洞の剣の先端に カラカラと音が鳴るように収められた。 鬼滅の刃のキャラクターを想像しながら製作した 紙の剣を持ち帰ってきた。 4歳の息子には どんな鬼がいるのか聞いてみた。 ココロノオニをたい

          ココロノオニを退治せよ。幼稚園児にどんな鬼がいるのか聞いてみた。

          大人の食育、スパイスと紅茶の国の食文化

          初めて帰省しないお正月を過ごして。 長女と2人、退屈になるかもね、と思っていたけど、 なんとご近所さんで中国やスリランカの友人ができまして。 食を通して国際交流をしておりました♪ 共通点は未就学児がいるということ。 彼女たちは日本語も上手で、 お話が大好き。 食事の話はとても盛り上がります。 元旦の朝に、 「もしもーし、あやさん? お昼ご飯は食べましたか? スリランカの料理を持っていって いいですか???」 「もちろんいいですよ!嬉しい!」 しばら

          大人の食育、スパイスと紅茶の国の食文化

          創業っていいかもね。開業届を出して婚姻届を想い出す。

          2020年10月1日 フレンチとワインを楽しむ料理教室 【ヤマザキさんのおうちフレンチ】を 大垣で開業しました。 これまでの感謝を込めて。 地域のみなさまの温かいご支援を受け、 普通の主婦が 創業するまでのこの1年は まるで夢のような出会いの連続でした。 わたしは この小さなお仕事について 1日中考えていても 楽しくて楽しくて仕方ありません。 下の写真はラクスルさんで作った初めてのチラシ↓ 今年度はイベント的に月2日のみ、 開催月は11月、2月、

          創業っていいかもね。開業届を出して婚姻届を想い出す。

          おとなの食育、モロッコインゲンでラタトゥイユを

          手にとると柔らかくて美しい。 近くのファーマーズマーケットで この優しいグリーンの子達に出会いまして。 おうちに一緒に帰ろう、ね。 この子達はラタトゥイユにします♪ 今井真美さんのおすすめ食材モロッコいんげん。 たまねぎを入れて、自由に作る。 過去の私はレシピ通りに作らないと なんだか味が決まらなくて レシピに忠実に作っていました。 ところが。 毎日キッチンに立つようになって いい塩梅 がやっと、やっと、わかるように。 作り方 材料(4人分)

          おとなの食育、モロッコインゲンでラタトゥイユを

          おとなの食育、初秋を楽しむ日本ワインの会

          日本のブドウの収穫が最盛期です。 ワインもこれから仕込みに入り、 ヌーボーはあのボージョレよりも早い。 秋が深まるにつれて ワインloverの人々にとって 待ち遠しい新酒の季節はもうすぐ。 東海のワインは試したことがなかったので 先日大垣にある素敵な古民家レストランで ここぞとばかりに好みをリクエスト笑 オーナーシェフがセレクトした 興味深い日本ワイン、フランスのワインがずらり。 シェフはアスリートのようなスタイルでしたが ご自身の畑で収穫された採れた

          おとなの食育、初秋を楽しむ日本ワインの会

          おとなの食育、秋はタネまきをしましょう

          白茄子の冷たいスープ。 この夏は何度も作りました。 体の熱を取る茄子で クールダウンして しっかり睡眠を取ります。 なんの種をまく? この冬に向けて お料理に使いたい野菜を 農家さんとお話ししました。 彼女の野菜畑は ミニトマトが勝手に生えるという 魔法のような 肥沃な土地。 優しい甘味の小かぶ。 調味料はオイルとワインと塩のみ。 材料は玉ねぎと、鶏肉と、小かぶ、 我が家の冬の定番になった 鶏肉と小かぶの軽い煮込み。 和食が中心だった頃は

          おとなの食育、秋はタネまきをしましょう