見出し画像

【もうカスハラ対応いたしません!】

JR東日本は今後、乗客の過度な要求や迷惑行為、いわゆる「カスタマーハラスメント」に対し、一切対応しないとの方針を打ち出した。

☝️それでいいのである。そうでなければいけないのだ。

①『お客様は神様です』の時代は、すべてお客様の求めるままに店側が応じてきた。お客様が利益をもたらしてくれるのだから、こちらがどう思ってもそれに従うのが当然。何か理不尽なことがあってもガマンすることが顧客満足に繋がるのだ。

→これでは店の従業員は「下僕・奴隷」の様だ。そして対応策は「泣き寝入り」ということ。確かに長い間、「おもてなし」の気持ちから、お客さんを甘やかしてきたことも事実である。

②その後『お客様は仏様です』と言われたことがあった。お客は仏の様に何も言わなくてもちゃんと見ている。ダメな店からは黙って離れていく。→だからこそお客様を大切にしろということ。お客様はそれほど偉いのである。

👤「俺を誰だと思ってる、客だぞ‼️」
土下座して謝れ!ネットに晒すぞ!殴る蹴る?

最近はドラマでもこんな陳腐な光景は見ないが、社会生活ではまだまだ残っている。取り分け飲食店やタクシーなどの交通機関で聞くことがある。

☝️相手が言い返してこないと分かっている時、人は無意識に相手を屈服させたいという本能が顔を出す。そのマウントの根拠は「自分こそが利益をもたらす客である」という立場。憂さ晴らしの対象にされた側は敵わない(><)

JRがこんなことを発表するほど、現実には酷いカスハラが横行していることが分かる。

(もちろんいけないが)百歩譲って判断能力の無い「酔っ払い」ならまだ分かる。しかしシラフの状態で、店員(この記事では駅員)に対してカスハラをする輩など、即警察に突き出して、職員の身の安全を確保するべきだ。

色々言いたいことがあったら、何の責任もない第三者の迷惑にならない所で、好きなだけお得意の「屁理屈」を捏ねていればいい。


👤元スーパーの社長の持論だが、スーパーの苦情は「釣り銭の間違い」とか「商品が傷んでいた」「従業員の態度が悪い」と言う類のものが多く、金銭的なお詫びをしてもたかが知れている。

片や「モノ」を売るスーパーと違って「サービス」を売る業界(例えばJR)は、金銭で解決がしづらいクレームが多い。だから怒りも増幅されるのではないだろうか?

クレームの重さで言えば、
普通のスーパーやコンビニ<高級スーパー・百貨店<交通機関・飲食店、こんな感じだろうか?

✅クレームの激しさは、その店の「利益率」に比例する
(オリジナル理論w)

☝️これからは万が一、乗客がJRの職員から何かしらの被害を受けたのであれば、迷わず然るべき所(JRの本社や警察)に届ければいい。これまでもそんな事例はあったはずだ。今後はそれが公平になっていく。

JR側も「今後カスハラには対応しない!」と宣言したからには、通常の意見や要望には引き続き真摯に対応し、それ以外のカスハラには毅然とした態度で臨んでほしいと願います。

#さあ各社後に続こう
#ほとんどの人はカスハラなんかしない



いいなと思ったら応援しよう!