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我が家は公立で。貯蓄して本を買ったり、旅行したり、好きなことを伸ばせる習い事をしたい。
前回は子どものお受験の話を書きました。
同じく教育コンサルタントの松永 暢史先生による、もう少し踏み込んだ一冊を紹介します。
受験のプロによる受験対策と、その習慣について書かれた本です。
・中学受験をするべきかどうか?
・進学塾はどのようなところを選べばいいか?
・それにはいったいどれほどの費用がかかるのか?
・進学塾以外の選択肢はないのか?
・塾へ通って成績が伸びる子は、予め家庭でどういった習慣がついた子どもたちなのか?
我が子を壊さず健やかな成長を達成しながら中学受験をこなすには、予めどのような学力と習慣が必要なのか。
「中学受験に勝つ子が育つ賢い親の習慣」(松永 暢史)
前回紹介した「公立校で伸びる子はここが違う!」を読むと、公立の中高一貫校ってよさそう…と思うのですが、デメリットも書かれているのでより具体的にイメージできます。
公立の中高一貫校のデメリット。
特に気になったのは、普通の公立中学より授業時間が多い点。学費は公立だけど、授業内容は私立と同じ。
そうなると、毎日のように出される宿題の量も半端ではなく、家では寝る間を惜しんで勉強をすることもあるようです。
我が家でもし本人が受験したいという希望があった場合は、予めそのことを伝え、それでも学びたいか、になりそうです。
ただ、自分としては学生のうちは自由な時間があった方がいいと思うので、近所の普通の公立校がよさそうだという感想です。
公立中学は授業料がゼロ。差額を貯蓄したい。
私立と公立で最も大きな違いとしては、お金の問題があります。
公立中学は授業料がゼロなので、私立とは差が出てきます。
子どもを公立に通わせて、私立に通えばかかる費用との差額を貯蓄すれば、大学へ行く費用を賄えるばかりか、外国へ留学することだって可能。
何にお金をかけるのか?優先順位をつける必要がありそうです。
我が家の場合は公立にして、その分の金額を貯蓄し、本を買ったり、国内・海外を旅行したり、好きなことを伸ばせるような習い事をしたり「体験」に費用を充てたいと思っています。
松永先生の本を読むことで、この考えがはっきりと決まりました。
中高一貫公立校への準備は1年間でも間に合う。
中高一貫公立校を受験するなら、本格的な準備は小学6年生の1年間だけでも十分だそう。
ただし、親が適性検査の問題を読んでいて、こういう問題が解けるようになるには、どういう育て方をしたらいいかを考えていることが前提。
そして、
・小さい頃から読み聞かせをしていた
・読書、音楽、趣味、焚き火やキャンプなど休日のフィールドワークを経験してきたか
等が基準になってきます。
自分の場合、読み聞かせもアウトドアも、今までは好きでやってきました。
これらを受験のためにやるとなると、つい結果を求めてしまいそうなので…
将来本人が学びたいとなったときに、どうやったら繋がってくるかな、と気軽に考えてみようと思いました。
それを意識すると、休日の行き先をどこにするか変わってきたり。
旅行ではその土地の話をしてみたり、本人が読みたいと言った本は積極的に買ってあげたいな、と思ったり。
前にも書いたように、学ぶことは本来、とても面白いこと。
無理ない範囲で、楽しく学びに繋げる。
そのスタイルが自分には合っていそうです。