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サンタ代行(2024.12.15)
昨日飲み過ぎたせいで体がしんどくて、思うように動けずダラダラしていた。
夕方近くになってようやく私たちは重い腰を上げてショッピングモールへ出かける事にした。クリスマスのプレゼントを買うためだ。長男(9歳)は2年程前にもうサンタの正体を見抜いていたが、長女(5歳)と次男(3歳)はまだサンタを信じていた。
だから下の二人には「サンタさんにお願いするものを探しに行こう」と言って出かけた。「これが欲しい!」というものがあったら、妻と私の二手に分かれて、一方が子供たちを別の場所へ連れて行き、一方がこっそり子供たちが欲しがったものを購入してクリスマス当日まで隠しておく作戦だ。
ショッピングモールはすごく混んでいた。なかなか車を停める事ができず、立体駐車場を一番上の屋上まで昇った。
私たちはやっとのことで車を停めると、いの一番におもちゃ屋に向かい、長女と次男に「サンタさんにお願いするものどれ?」と尋ねた。次男は早かった。すぐに「キョダイマックスリザードン!」と言って、ポケモンのフィギュアを欲しがったので、妻が別のところへ子供たちをひきつけている隙に私がそれをこっそり購入した。
長女は「色鉛筆がいい!」と言うので文具コーナーへ連れていったら、36色入りのおしゃれっぽい色鉛筆を最初欲しがったから妻がそれより安いやつに誘導して事なきを得た。そしてそれも見てないところで私が購入して厚手の買い物袋へ入れた。
長男は特に欲しいものがないみたいだった。妻がダイレクトに「クリスマスプレゼント何欲しいの?」と聞いても「うーん」とか言って的を得ない。結局本屋で本を一冊買ってあげた。普段からけっこう欲しいものをちょこちょこ買ってもらってるので、クリスマスだからと言って特に欲しいものがあるわけではないのだ。
一方私はおもちゃ屋にあった小さい動物がファイティングポーズを取っているフィギュアが気に入ったので、それを妻が買ってくれた。400円くらいだった。すごくささやかなクリスマスプレゼントだった。
夕飯は妻が最近ずっと「しゃぶしゃぶ食べたい」と言ってたのでしゃぶしゃぶの店へ行ったのだが、システム的に具材やタレやその他もろもろを全部いちいち取りに行かねばならず、慣れていない私たちはすごく大変だった。おまけに次男はチョロチョロ落ち着かないし、長女は妻が買ってあげた小さなフィギュアを失くしてしまうしで、てんやわんやでしっちゃかめっちゃかだった。
しゃぶしゃぶ自体はけっこう美味しくて、次男もカレーをめちゃくちゃ食べたので良かったのだが、いかんせん疲れた。あと周りのお客さんたちはシステムを良く熟知しており、とても上手にスマートに具材を取って自分のテーブルへ運んでいたので、見習わなければならないと思った。
家へ帰り着いたらすでに夜9時。すぐに風呂に入ってそして寝た。買って来たクリスマスプレゼントは妻の部屋のクローゼットの高いところに隠した。