年越し(2023.12.31)
昨日は自由を満喫させてもらったので、今日は大人しく妻の実家へ行き、責務を全うした。思う存分遊んだ子供たちは帰りの車でぐっすり眠ってしまい、おかげで妻と私はゆっくり年越しをする事が出来た。
年越し蕎麦を食べたかったので、私は途中でスーパーに寄ってどん兵衛か何かを買おうと思っていたが、妻が「材料は家にあるので、作ったらいいんじゃない」と言うので、作ることにした。
果たして、家にあったのは賞味期限が1年半も前に切れた乾麺だったが、そんな事を私たちは気にしない。たまたま冷蔵庫には水菜があったし、この前どこかで妻が買った鶏の美味そうなやつもあったので、それを乗せてスペシャルな年越し蕎麦を作った。私だけは卵を落として月見にした。
二人で蕎麦をすすりながら見る紅白、そしてゆく年くる年。子供らはスヤスヤと布団の一部になったみたいに深い眠りの中にある。
蕎麦自体はそこそこだったが、上にのせた鶏がめっぽう美味しく、おかげで上等の蕎麦のように感じた。
いよいよ年が明けるという時になると、妻は子供たちのところへ行った。妻は毎年年越しの瞬間は子供の傍にいると言ったので、私もそれに倣った。
そして年が明けた。明けましておめでとうと、ちゃんと言ったか定かじゃないが、すぐさま私は次男のオムツを確認した。するとおしっこがパンパンに出ていたので、パンパースに交換した。
それから、蕎麦のおかわりを食べながら、妻は今年の抱負を語った。妻は人に対してたくさん「いいね」を言いたいと言った。なるべく人を、特に子供を肯定していきたいのだと言った。良いことだなぁと思ったが、私もその対象に含まれるのかと疑問に思った。多分違う。
そして私は言わなかったが、「あーもう」と言うのをやめようと思った。イラッとした時に私は「あーもう」と言うのが口癖で、多分一日に何十回と言っているので、それをやめたいと思った。
明けましておめでとうございます。今年一年、またよろしくお願い致します。