石の上にも３年（2024.06.11）

夕食後、妻から「宿題は？」とか「丸付けするやつ出して」だの言われ、私から「明日箸いるの？」と色々言われて気の毒な長男。まぁ言われる前に自分でやれば良いのだが、小３くらいだとそんなもんか。知らんけど。

そんな長男が今日授業で水泳があって、楽しかったらしい。そりゃ長男はもう3年くらい週１でスイミングに通っているので周りの子に比べれば上手に泳げるはずだから、楽しいに決まっていると思う。

私が「クラスで長男は速い方なの？」と聞くと、「クロールなら多分一番速い」と言う。へぇぇすごい自信だなと思う。日頃長男が自信持った発言をする事はあまりないので、私は嬉しい。

「それじゃ今度クロールで対決しようぜ」と私が言うと、「やろうやろう」と言う長男。とても乗り気だ。言っても私も趣味でけっこう泳いでいたので、それなりに泳げる。クロールだけは。

最後にプールに行ったのはあれいつだっけか。その時はまだまだ私の方が速かった。案外ちゃんと泳げる私に長男は驚いていた。

あの頃、長男のクロールは正直に言ってへたくそだった。一応前に進んではいるものの、息継ぎで上を向き過ぎていて、完全に体が裏返ってしまっているのだ。見たことのない独特なクロールだった。

しかし今、クロールに関しては自信満々の長男。その鼻っ面をへし折ってやろうというのではないけど、対決するのは楽しみだ。勝っても嬉しいけど、負けても嬉しい。どっちに転んでも嬉しいので、私的には勝ったも同然なのだ。

楽しみがひとつ増えた。