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記憶に残る美味いものベスト3(2023.12.12)

今まで食べたもの、飲んだもので美味しかったものを思い返してみる。

すぐに思いついたものが3つあったので、それをお伝えして、私は寝たい。

3位 大学生くらいの時、初めて自らジョギングしたあとに飲んだビール

私がジョギングとビールに目覚めた、一大ターニングポイントだ。ビールに目覚めたのみならず、お酒にも目覚め、ジョギングにも目覚め、ついでに人生観も変わった。性格も明るくなった。記念すべき日だった。

脳髄まで染みわたるような無茶苦茶美味いビールだった。苦い苦いと思っていたビールが初めて甘く感じた瞬間だった。私はそれからビールまっしぐらで、いかにビールを美味く飲むかの研究を重ね、10年後くらいにそういう会を結成した。ビールと共に過ごした日々が長く続いた。

2位 中学校の時、友達と他所の中学のバスケットコートでバスケしたあとにみんなで飲んだデカビタ

私は別にバスケ部だったわけではないけど、どういう流れだったか私が通っていた中学の隣の頭の良い中学(くりぃむの有田さんとかが出ている)のバスケットコートで友達とバスケをした。それはそれは激しく楽しいバスケで、そのあとに自販機で買って飲んだデカビタが死ぬほど美味かった。その美味さと一緒にその時の空気感とか曇り空を覚えている。ちなみにバスケのメンバーは1名を除いて忘れてしまった。あの時他に誰がいたのかたまに知りたいと思う。

1位 中学のバドミントン部で休憩中に飲んだ「スポエネ」というドリンク

中学の時バドミントン部に入っていて、コーチが嫌いで1年で辞めたのだが、練習がめちゃくちゃきつかった。特にグラウンドの外周をえんえん走らされるインターバルというやつが死ぬほどきつくて、吐いてしまう事もよくあった。コーチは鬼だったのだ。

あれは土曜日だったと思う。熊本のテレビにようやくテレビ朝日が映るようになった直後の土曜日。夏で、よく晴れていた。土曜日だけど色んな部活がグラウンドにいた。体育館はその時バレー部とかが使っていて、私たちバドミントン部男子は走り込みをさせられていたのだった。

しかしきつかったからこそ、その合間で飲んだ「スポエネ」は美味かった。そしてスポエネは青い綺麗な瓶に入っていて、私はこの瓶がとても気に入っていた。この時の瓶を私は持ち帰って、長らく実家で花瓶として使っていた記憶がある。

というわけで、人生で美味かったものベスト3は全て飲み物だった。高級な焼肉も、特別なディナーも、手の込んだ和食もあんまり強く記憶には残っていなかった。

あの頃のデカビタやスポエネみたいな美味しい体験はなかなか難しいかもしれないが、美味いビールはまだいけるはずだ。

そのためには頑張らなければならない。「ああ、私はよくやった。大きな達成を得た」と思えれば、自然と美味いビールが飲めるに違いない。

乾杯!


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