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こたの読書タイム!第16回 怖い間取り 松原タニシ

今回は、昨年実写映画にもなった松原タニシの「怖い間取り」の感想です。著者のタニシさんは、「事故物件住みます芸人」として活動していて、その生活の中での恐怖体験などが紹介されています。   僕の事故物件、誰かの事故物件、土地の事故物件の3つで分類されています。途中写真も掲載されているので怖さが増幅しています。個人的に一番怖いと感じた話がYマンションです。明るい芸人がボロボロになる姿は心にくるものがあります。

事故物件というものは、高齢化が進んだり、昔と比べて「死」の認識が孤独で寂しいものになってしまったことで生まれたものだと思います。これから先僕もいろいろな物件に住むことになると思いますが、事故物件を見極めることはもちろんですが、「死」の認識についてしっかりと考えることもその物件にすむ人として必要なことなのではないでしょうか。

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