美術館で人生の目標を確認した話
昨日は西洋絵画好きの友人と
時間がゆっくり流れる
美術館を堪能してきた♡
今回は大阪の中之島香雪美術館へ。
淀屋橋で降りたのはいいのだが、
現在地からどうやって
Googleマップが指す方向へ
行けばいいかわからない。
時間がある時はとりあえず
ウロウロして特定するのだが
昨日はすでに遅刻確定だったので
近くの川の端で携帯を触ってるおじさんに
聞くことにした。
おじさんは2人いて
なんとなく左のおじさんに声をかけた。
「すみません、ここに行きたいんですけど‥」
と言いながらスマホを見せた。
おじさんは最初、
手でわからんわからんと
ジェスチャーし、
俺に聞くなといった感じだった。
一瞬、ビクッとした。
この人は道聞かれたくないタイプの人か
と思っていたら、
気が変わったのか?
迷惑そうなそぶりをしていたのに
なぜかわたしのスマホを手に取り
道を案内し始めた。
さっきのは何やったんや‥
わたしのスマホを持つおじさんが
画面を見せながら説明するので
覗き込んでいたら
おじさんの肘とわたしの肘が
あたった。
うげげ。
なんで当てて来るんや。
わざとじゃないかもしれんけど、
おじさんの肘の空間は他にもたくさんあるのに
わたしの肘のあるポジションじゃなくても良くない?
空間認識能力乏しいんか?
すぐに肘を引いて
お礼を言って出発した。
右のおじさんい声をかけていたら
肘タッチはなかったかもしれない。
道を教えてくれなかったかもしれないけど。
5分遅刻して到着。
おじさんの後の友人は女神様のようだった。
「チケット買っておいたよ。
先にトイレ行ってくる?」
女神様はとてもお優しい。
空気感や佇まいも女神様。
女神様と
モネ、ピカソ、ルノワール、ゴッホ、シャガールを
見る贅沢な時間を過ごした。
一通り見て、
もう一回見たい絵画を見に行った。
わたしはルノワールを見て
友人はモネを見ていた。
ルノワールの鮮やかな色彩が好き♡
対象的にゴッホの展示品は
暗い時代のものだったのだが、
なんとなく見てた。
「農民が畑を耕すように
わたしはキャンバスを耕す」
(ゴッホの言葉)
じゃあわたしはnoteを耕す。
ゴッホは生前、画家として売れることはなく、
精神病院への入院を何度か経験し
謎の死を遂げた。
(諸説ある)
モネの睡蓮はいくつか見てきたが
80点あるんだって。
展示品の睡蓮はなんか燃えてるな〜
と思っていたら
睡蓮の葉と共に池に写った夕日だったらしい。
あれは夕日だったのか。
絵画好きと一緒に見ると
知見が広がる。
絵画の横に
説明書きがあって
流し読みするんだけど
頭に残らないんだよね〜。
絵画を見ながら
額縁もステキだな〜と思っていたら
友人は「最近の美術館は壁紙がいい」と言っていた。
昔は冷たい感じの壁紙だったらしい。
「考える人」の小さな像もあった。
わたしは普段よく考えてるから
これ以上は考えたくないし、
考える人はそんなに興味がなかった。
友人は「考える人」に共感して
おもしろいと感じ、写真を撮ったり
グッズを買ったりしていた。
その姿がかわいかった。
似てる、も
違う、もおもしろい。
そのあとは美味しいランチを食ベて
お茶して、楽しい会話。
話していて思った。
こんな素敵な時間に愚痴話を
長々するのってもったいないな〜と。
社会と繋がっていると
愚痴の一つや二つや三つは出てくるし
聞いてほしと言う気持ちもある。
愚痴は手短に済ませた。
それより今日の見た絵画の話や
画家の話や、次どこの美術館行く?
来年どこどこで〇〇あるらしい!
そんな話がしたい。
帰りの電車で
わたしはやっぱり色んな感情を味わいたいんだな〜
と思った。
自分の中から出てくる色んな感情を
味わい尽くしてこの生を終えたい。
これが人生の目標✌️
NEO心理学
ACカウンセラー
山下 あいこでした。
NEOビレでのやり取りを見て
勝手に癒されております。↓↓↓