【仕事】校長に正座させられた女子高生が、犯罪者と話して子育ての大切さを伝えたいという話。
タイトルが長い!
新しい異世界アニメが始まったかと思いました。
今日のnoteは半分以上、私の恥部と昔話なので忙しい人は読み飛ばしてください。
どうか「スキ」だけ置いていってください(欲しがり
私の仕事
私の仕事は「生きづらさを抱えている人を支援する」事です。
今は特に犯罪をした人と会うことが多いです。
家族や友達によく
「何でそんな仕事しているの?」と言われます。
私も自分が犯罪をした人と話す機会があるなんて思ってもみなかった。
人生って何が起こるか分からない!!
【今の仕事に就いたきっかけ】謹慎処分。
高校生の頃。
人生の春。青い春。女子高生。
県内でも有名な高校に通い、充実した毎日を送っていた私は
校長室で正座をさせられていました(どーん。
それは、謹慎明けの登校日のことでした。
校則破って謹慎を命じられていたのです。
「ワタシ、モウ悪イコトシナイ。
勉強ガンバルヨ。」
と校長先生に誓わされていました。
余談ですが、ここで「京大目指しています(キリッ)」なんて適当なことを言ったせいで京大に行くことになったので、人生って分からないですよね。あはは笑。
今では笑い話ですが、当時は死にたくなるほど辛かったです。
悪いことしてやろうと思ったんじゃなくて、ちょっと羽目外したら盛大に怒られたんです。
謹慎処分なんて!!
人生で1番泣いたし、凹みました。
中でも堪えたのは、母の態度でした。
放課後の生徒指導室。
教師から高校に呼び出された時の母の顔は今でも忘れられません。
すごく静かに、震えるほど怒っていました。
1番怖かったのは、私を怒鳴るでもなく、
何も言ってくれなかったこと。
母は、教師から出来事のあらましを聞いて、謝罪して、私には全く声をかけないまま車に乗り込みました。
気まずい車内。
沈黙を破った母の一言は
「おじいちゃんに本当のことを言わないように」でした。
え、そこ?😳
そう、母は、
私がなぜそんなことをしたのか
今どう思っているか
何も聞いてくれませんでした。
家に帰り、超怖い祖父に「孫が謹慎処分を受けたこと」をどう言い訳するかで頭がいっぱいだったのです。
母は自分のことで頭がいっぱいでした。
帰宅後、一緒に祖父に土下座させられました。
「私の指導が至らず申し訳ありませんでした…!!」と母は祖父に謝罪しました。
母の指導が足りなかったわけではないですけど?
むしろ家が厳しすぎた反動ですけど?
今となっては生意気にもそう思えますが、
当時は全くそれどころではなく
人生終わった…
くらいの気持ちでした。
母からは長らく無視され、
日中は近所に姿を見せるなと言われ、
肩身の狭い日々を過ごしました。
そして学校に戻ることも恐怖でした。
謹慎処分が明けて
2週間ぶりの高校。
教室に入るの怖すぎる…
みんなに無視されたらどうしよう。
いじめられたらどうしよう。
廊下に1人たたずむ私は
崖っぷちに立たされた子ヤギのユキちゃんの気持ち。
助けてハイジー…!!
ガララ…
勇気を出して教室に入っていくとパッとこちらを振り向くクラスメイト。
そして
「⚪︎⚪︎(私の名前)来た〜!!!!!!!」
と笑顔で駆け寄って迎え入れてくれました。
「何バカなことやってんだよ〜」
「大丈夫だった?」
「痩せた?」
「勉強追いつける?ノートとってあるよ。」
と。今まで通りに受け入れてくれました。
その時の嬉しかった気持ちはいまだに忘れません。
居場所があることの大切さを身をもって感じた出来事でした。
そして今
あのとき、クラスメイトに
「あんな馬鹿、ハブにしちゃおうぜ」
とされたら、私の人生は変わったと思います。
人を嫌いになり、自分のことも嫌いになり、
大学にも行かずフラフラしていたかもしれない。
私の人生どうでもいいやって。
あの日、友達に自分の存在を受け入れてもらえた体験が、困っている人の話をちゃんと聴く仕事をしたいというエネルギーになりました。
私は犯罪を擁護したいわけじゃないです。
決められたルールは守るべきだし、被害者がいるなら、なおさら悪いことすんな!って感じです。
でも犯罪をしたくて犯罪をする人は少ないです。
その人の生育環境や人間関係、教育レベルが要因になっていると思うことが多いです。
その環境を変える手伝いをしたいと思い、今の仕事を始めました。
犯罪が減れば子供の住む世界が少しでも平和になると信じて。
パパやママに伝えたいこと
今の仕事をしていると「小中学生までの家庭環境」の影響の大きさを実感します。
一概には言えないけど、「この人の親ー!!!」と思うことはたくさんあります。
犯罪した人を目の前にして
この人にも、赤ちゃんの時代があったんだよな…と思うと
誰かがこの人の子供時代にもっと寄り添ってくれていればこの犯罪はなかったかもしれない…!!と思わずにはいられません。
他にも、小さい頃にちゃんと支援を受けていればなんとかなったかもしれないのに、おじさんになってからはキツイなぁ…て。
可塑性…!!!
最初は小さなボタンのかけ違いでも
積み重なると捻れてもう修復は大変です。
最後に
だからこのnoteでは日々子供と向き合って頑張っているママやパパには全力でスキを押しまくり、超応援したいです。
(そして私も勉強させてもらってます)
そして人と人とのつながり場を作ったり
困っている人に手を差し伸べる人がいるnoterさんにも全力でスキを押しまくります。
自慢じゃないけど私の行動力は3くらい。
スマホを子供にとってきてもらうくらい行動力はない(自分で動け
自分では大きなことはできないけど
このnoteの端っこで、たまにこういう話をちょこちょこしたいというのが私の目標です。
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ほんと長い自分語りですみませんでした。
2000字超えると書くのも読むのも疲れますね。
読んでくれてありがとうございました❤️
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