『調理場という戦場―「コート・ドール」斉須政雄の仕事論』斉須政雄 2006.4.1 発行 幻冬舎文庫
本書は、著者が自身の料理人人生を振り返り、仕事論や料理に対する姿勢、若いシェフたちへの思いなどをまとめたもの。
料理の世界に興味を持つ人に限らず、仕事をしている人にとっても、刺激的で示唆に富んだ一冊。
どんな年齢や職業の人にも勇気を与える言葉、金言が詰まっています。
著者は1950年生まれで、フランスに渡り、フランス料理界で12年間修行。その後、東京・三田にあるフレンチの名店「コート・ドール」の料理長として活躍しました。
「早くゴールしないほうがいい」「効率のいい生き方をしていると、すり切れていってしまう」など、自分の置かれた立場で自分らしく焦らず誠実に取り組むことを大事にしてきたことが書かれています。自分のペースで努力を積み重ねる大切さをこの本から学びました。
印象に残った文章
ここまでお読みいただきありがとうございました。また次の記事でお会いできたらと思います。