ソウルフード⭐手作りの鍋焼うどん
愛媛県松山市のソウルフードの一つに鍋焼うどんがあります。その鍋焼うどんはアルミ製の小さな一人鍋に入って出てきます。
商店街の路地裏には昭和の懐かしい味を守っている人気店があって、地元の人はもちろん観光客もたくさん訪れています。
その店の鍋焼うどんには、揚げを甘く炊いたきつねや肉、かまぼこが入っています。その店の鍋焼うどんが母の好物なのですが、足が弱くなってからは何年も食べに行けていません。
ある日母に「今日は何が食べたい」と聞くと、「甘いお揚げが入ったきつねうどんがええなー、あの店の鍋焼うどんみたいなやつ」と答えました。
私は、最近食欲がない母に喜こんでもらいたいと老舗の鍋焼うどんを真似て作ることにしました。
生揚げを買ってきて、甘いきつねを炊いたのです。私にとって初めての体験でした。鍋にだし汁を500ml、生揚げを6枚、醤油大さじ3、砂糖大さじ8を入れて煮たら、そこに油抜きした揚げを入れてじっくりふっくら焚き上げます。
レシピ通りに作ったら、美味しいきつねが炊けました。
アルミの一人鍋に出汁とうどんを入れてしっかり煮込んでから、トッピングにネギ、かまぼこ、自家製のきつねを入れて出来上がりです。
母は、アルミ鍋を見て「うれしい」と大喜び。出汁をすくって一口飲んでから、お揚げを食べて「これよこれ、あんた上手に出来とるがね、美味しいわい」そう言ってニコニコしながら食べていました。
私が初めて作ったきつねを入れた鍋焼きうどん、母の口に合ったようで良かったです。
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また明日お会いしましょう。💗