爽やかな気持ちになれた日。
私は忘れ物をしているようで、気になって仕方がありませんでした。春のお彼岸が終わってから久しくお墓参りが出来ていなかったのです。
5ヶ月降りにやっと、行くことになりました。
供えていたシキミはとっくに枯れているだろうけれど、どんな風になっているんだろう、湯呑みは割られていないだろうか、周辺に雑草は生えていないだろうか。お墓に行って見るまではとても心配でしたが、意外に整っていて安心しました。
墓石や周辺を掃除し、シキミを新しくして、お水を上げて、お線香を立て、手を合わせると、心の中がすっきりと浄化されたような気分になりました。
家族の代表としてお墓参りをしている私は、母に変わって経本を片手に慣れないお経を唱えました。
同行してくれた友人が隣でびっくりするくらい、大きな声で唱えていたようです。
「そこら中に響き渡っとった、凄い迫力でびっくりしたわい、のけぞるくらい迫力があったよ」と言われ、私の方がびっくりです。
思いっきり気合が入っていたんだと思います。
とにかく気になっていたお墓参りを終えて、何だかホッとしました。
本当に爽やかな気持ちになれたのです。
ご先祖様が微笑んでいるのが見えたような気がしました。
次は母と一緒に行こうと思っています。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《きっとええ事があらい》
※92歳のばあばと娘の会話です。
「よう、お経を唱えられたねー、いつもは私の役割なのに、こんなに長い間いかんかったんは珍しいねー」
「お母さん、安心した」
「うん、今度は私も行ってみる、気持ちが爽やかになったろ、きっとええ事があらい」
先祖に見守られていると言う不思議な感覚に、ありがたい気持ちになりました。
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