私が失くしたもの
小さな物でも大きな物でも、物を失くした瞬間は、とても寂しい気持ちになるものです。
大学生の頃、アルバイトをして初めて買ったハンドバッグを公衆トイレに置いて、メイクを直しているほんの一瞬の間に、置き引きされて、使った初日に失くしたことがありました。
妹は、電話ボックスにバッグを置き忘れてすぐに探しに行きましたが、大切な財布やカードごと失くしてしまい困っていると、親切な人から電話があって隣町の電話ボックスからお金が抜き取られたバッグが見つかったこともありました。
バスから降りて自宅に入ろうとしたとき、鍵を失くしたことに気が付いて、そこら中探し回っても出てこないので諦めていたら、数日後にバス停の標識の横に何気なく掛けられていた鍵を見つけて、狐につままれたような気分になった事もありました。きっと親切な人が道路に落ちていた鍵をその場所にかけてくれたのでしょう。
小さなものであっても何かを失くした時、懸命に探し、意外なところで見つかってほっと胸をなでおろす時と、どんなに探しても見つからず、諦めるのに何日もかかる時があります。
基本的には自分の不注意が原因で、失くした物への大切さや執着心を後で気が付くとこが多いのですが、そんな思いを何度もしている私は出来るだけ物を失くさないようにしようと注意をしているつもりです。しかしふっと気が緩んだ時に、失くしてしまうことがあります。
先日もそんな出来事がありました。
最近の日課になったお散歩での事です。
外の日差しが強くなったので、私の散歩には帽子と日傘が欠かせません。坂道を上って頂上まで片道30分の散歩です。
数か所のベンチで休憩を取って、頂上で街や風景を楽しんだ後、気になるものがあったら、スマホで写真撮影をします。
その日も可愛い花が咲いていたので、山頂公園で数枚写真を撮った後、山をゆっくり下りて公園の入り口で休憩していて、気付いたのです、日傘を持っていないことに。
暫く考えて、ベンチがある休憩スポットに置き忘れているなと思いました。
それからひたすら歩いた道を引き返して、座ったベンチをチェックしていきました。
「きっと、頂上で写真を撮る時に、ベンチに置き忘れたんだろうな・・・」
「きっとあるよな、誰かが持って行っていたりしないよな」
「高い日傘じゃないけど、お気に入りだったから、無かったらどうしよう」
そんなことを考えながら、やっと頂上にたどり着き、ベンチに傘を見つけた時、私はものすごく嬉しい気持ちになりました。
その時、自分自身に言い聞かせました。
「大切なものを失くさないために、注意深く自分の行動をチェックすること」
日傘一本でも、見つからなければ、その失望感で私は打ちひしがれていたと思います。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《あんたあってよかったねー》
「私もバス停で財布を忘れた時があったんよ、バスに乗ってから気が付いて次のバス停で降りて、歩いて元の場所に戻ったら、あったんよ、その時は嬉しかったわい」
「お母さん、良かったねー、そんな話初めて聞いたよ」
「言わんかったんよ、いつも余裕を持って身の周りをチェックせんといかんね」
誰にもある、ついうっかりの失くしもの、気をつけなければと思った出来事でした。
出湯の町の日傘美人に振り返る
今日の投稿の日傘に合わせて母が創作した作品です。
湯之町を日傘をさして歩く着物美人にふと振り返る自分の姿を詠みました。
傘の中の女性はより魅力的に見えますよね。
それが湯之町で着物姿だとなおさらです。
素敵なコラボ作品が出来ました。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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また明日お会いしましょう。💗