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noteにいる91歳クリエーター
私は母が描くイラストが大好きです。そのイラストが、私たち親子の二人三脚ブログ「やまだのよもだブログ」のらしさを印象付けていると思います。
親バカならぬ娘バカかも知れませんが、今日は91歳の母が描くイラストを思いっきり自慢させてください。
私がどんな文章を書いていても母はそのヘッダー画面を母らしいタッチのイラストで飾ってくれます。母のイラストは他にはない、味があると思っています。
ヘタウマなのてす。決して完成されたクオリティーが高いものではないのですが、人を描いても、静物を描いても、風景を描いても、母らしい味があるのです。
娘が母親が描いたものをそこまで褒めるのは気持ちが悪いと思うかもしれませんが、私は母の作品が好きなのです。
91歳のおばあちゃんが魂を込めて描いているからこそ、そこに何かを感じるのです。イラストに人生を感じると言ってもいいかもしれません。
私は長らく声を生業にしたアナウンサーの仕事を続けてきました。間違いなく声にはその人の生きざまが表れるのです。20代は20代の、30代は30代のそして今、60代の私は60代の人生を生きてきた声になっています。
同じだと思います。母のイラストは母にしか描けないのです。91年生きてきた人生の甘いも辛いもそしてしょっぱさも苦さも知っている母だから、人の顔を描いても、目を描いても、そこに人の魂が宿るんだと思います。
ただ可愛く描いているのではない、怖そうに描いているのではない、その向こう側を何となく自分が意識しないままに描いているのかも知れません。
母の子どもが描いたようなかわいく描いた線や絵であっても、そこに確実に91年生きてきた人の思いがあるから母のイラストが好きなのかも知れません。
そして私が娘だから好きなのかも知れません。
でも母のイラストで私のnoteへの投稿文章は間違いなく私らしいものになっているのです。
66歳と91歳、前期高齢者と後期高齢者が共に作ったものだから、いい味が出ているんだと思っていただけるような、投稿を続けていきたいなと改めて思いました。私は母のイラストの一番のファンだから。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《毎日やりよるおかげじゃねー》
イラストを書き続けているばあはと。
「一年経ったけんねー、色々注文つけられるのが励みになったんよ、最初は描けなかったけど、だんだん描けるようになったんよー」
「お母さん、頑張りよるよねー」
「イラストを描く時には迷うけど、得心がいくまで描きよるんよ、自分なりに楽しく毎日頑張って描きよるおかげかなー」
「お母さんイラスト味があつて本当に好きよ」
「私のイラストに味があるんは私には分からんけど、とにかく一生懸命描くだけなんよ、それ以上はないんよー、とにかくこれからも全力投球で頑張るよ」
私は、毎日母が描くイラストとその気力に励まされています。だから母のイラストが大好きなのです。
【ばあばの俳句】
干し終えてほっと一息冬晴るる
母は様々なタッチのイラストを描いています。このイラストは最近母が見つけた自分らしいタッチです。柔らかいタッチの木の描き方と可愛さが残った人物の描き方、いろいろ工夫して描いています。
冬の晴れた日にお洗濯を終えてほっとしている姿を詠みました。
これまでにも似たような構図をご紹介していますが、その段階ごとに母の進化が見られるように思います。洗濯物に風を感じる所が好きです。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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私のアルバムの中の写真から
また明日お会いしましょう。💗