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懐かしいキャンパスで俳句を詠んだ日
久し振りに大学のキャンパスを訪ねる機会がありました。
通学で使っていた市内電車に乗り、当時と変わらない電停で降りて、校門までの道をゆっくり歩いていると、ふと学生時代の初々しい自分の姿を思い浮かべ、その頃にタイムスリップしていました。
道すがら私は何故か俳句を詠んでいました。
この思いを句に残したいと思ったのです。何だか不思議な感覚でした。
毎日、母の俳句に触れているので、私も今の風景と感情をスケッチするようを句に詠んでおきたいと思ったのです。
懐かしきキャンパスの道暖かし
まっすぐ大学に続くキャンパスロードを歩きながら、ほんの少しメランコリックな気分になりました。その道は半世紀近く経っても変わっていません。
キャンパスに入って、昔と同じ場所にある噴水を眺めながら近くのベンチに腰をかけて、その空気に浸っていました。
懐かしのキャンパスにいる春の午後
学舎や鳥と語らう春の昼
変わらない春のキャンパス懐かしき
キャンパスの回想楽し春の昼
学舎の記憶を辿り春麗
春昼や二十歳のわたし蘇る
キャンパスの青春の日々春麗
作句を続けることで大学時代の自分自身に思いを巡らせることが出来ました。俳句がいくつも生まれるのにビックリです。
青春のページをめくる春の風
やっぱり俳句を詠むのはいいものだなと思いました。
見たもの、感じた事をスケッチするように短い言葉で残せるからです。門前の小僧習わぬ経を読む、母の俳句を毎日聞いていて、私も何となく俳句を詠むことが出来ました。
母が作句に夢中になるのがよく分かります。
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【毎日がバトル:山田家の女たち】
《五七五に詠めるんがよかろ》
「あんたが俳句が詠めるようになって良かったねー、五七五で詠めるんがよかろ、一緒にやりよるけん詠めるんよ」
「俳句はスケッチになるよねー」
「一瞬、一瞬よ、その時の思いやその時の景色を短い言葉に込めて言い表すんはええことよ」
母とこうして二人三脚でnoteの投稿を続けていることが、私が俳句を詠むことに繋がっています。毎日の積み重ねの大きさを感じます。
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爛漫の春や親子の詩あるる
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この時期は桜の美しさに魅せられて、句を詠まずにはいられません。
親子で花見に出かけると、お互いにいろいろな句が生まれます。春の句は何故か幸せを感じるものが多く、詠んでいても本当にハッピーな気分に浸れます。親子で爛漫の春を句に詠めるのは幸せだなと思います。
最後までお読みいただいてありがとうございました。たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。この記事が気に入っていただけたらスキを押していただけると励みになります。
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また明日お会いしましょう。💗