定年から4年
ある大学の卒業式のLIVE映像を見ながら思った。
彼らが入学したのは、2020年春。
4年間の大学生活はコロナ禍で、思うようにキャンパスライフを楽しめなかっただろう。
私はちょうど彼らが入学した年に、43年間勤めたテレビ局を定年退職した。
2020年3月、私はどうしてこんな時期に会社を卒業するのかと残念でならなかった。人と関わる事が出来ない時期だったので、送別会もままならなかった。
外出したくても出来ず、家に居ることしか許されない時期に定年を迎えてへきへきしていた。
しかしこのままではダメになってしまうと思い、自分なりの時間の過ごし方を考え、定年してから半年後にSNSを使ってnoteへの投稿を始めた。
本当にいいタイミングだったと思う。
自宅の小さな窓から世界に向けて発信出来るありがたい場所を見つけたと思っている。
新型コロナウィルスが5類に移行して、2023年の春以降、いつもの生活が取り戻せるようになり、今は以前と変わらない日常になった。
私はnoteで発信を続けてきたおかげで情報のアンテナは錆びることが無く、表現する能力は以前の自分よりも磨かれていると思う。定年して4年経っても現役と変わらない感性でいられるのはnoteを見つけたからだ。
どんな状況になっても自分が信じた道をひたすら歩んでいれば、いい時間が過ごせることを私はこの4年間で知る事が出来た。
この春大学を卒業して社会に巣立つ若者たちに負けないように、私も新しい世界に向かって一歩踏み出そうと思っている。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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