見出し画像

お洒落心は長生きの秘訣

94歳の母は昔からとてもお洒落でした。コロナ禍前までは毎日自分なりのファッションを楽しみながら外出していました。
しかしコロナ禍で自宅に閉じこもるようになって、美容院に行く回数が減り毛染めもやめ、お化粧もほとんどしない毎日が続いています。

その間に足腰が弱くなって外出の機会がいっそう少なくなった母が、今出かけるのは眼科の検診と温泉くらいです。それでも外出の日は朝から何を着ていこうかとあれこれ迷っています。とても楽しそうに。

母のセンスは抜群で、難しい色も上手にコーディネイトしています。

「お母さん、流石色の取り合わせが上手いねー」と褒めると母は「ほーじゃろう、色にはうるさいよ」と言って誇らしそうです。

家にいる時の母はほとんどお気に入りの赤いフリースを着ています。赤は母のラッキーカラーで元気に見える色だからです。

その母が最近またまたおしゃれに敏感になってきました。noteに投稿する写真の映りを気にしているのです。メガネを変えたり、マフラーを変えて変化を楽しんでします。撮影前にはポーチからコンシーラーを出して、気になるシミまで隠すようになりました。



noteに毎日発信している母の写真

多くの人の目に触れる写真だからこそ素敵に写りたいと思っているのです。高齢者にとって誰かに見られることがとても大切なんだと分かりました。

母を見ていて高齢者のお洒落心は若さと元気の素であり、生きるモチベーションにも繋がるのだと思います。お洒落心は母の長生きの秘訣です。



最後までお読みいただきありがとうございました。たくさんの記事の中から、この記事にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。記事がいいなと思ってスキを押していただけると励みになります♡

また明日お会いしましょう。💗

いいなと思ったら応援しよう!