silentを語たらずにはいられない
若い頃、気になっている事を考え始めると、ずーとその事ばかりが頭を巡って心ここにあらずって言う感じの時がありました。
好きな人のことがずーっと気になって、声が聴きたくなったり、何をしているのかと思い続けて一日が暮れてゆく、そんな感情に襲われたことを思い出します。
私は今、若い頃の恋に向かうような感覚が一つのドラマに向けられています。
noteへの投稿もこれで4度目になりました。
どうしたんだろう67歳の私。
真っすぐに心に響いてくるドラマに、感情を持って行かれています。
それは、今期のドラマで大きな反響を呼んでいる「silent」(フジテレビ木曜夜10時)です。
次の回が気になって仕方がないのに、一週間も飛んでしまうなんて、silentファンには酷な話です。
ドラマへのあふれる想いを向ける場所が無くて、こうして書くことで満足することにします。
いつもは人がその物語をどんな風に感じているかなんて気にもならないのですが、このドラマに関しては何だか不思議に気になるのです。
見た人は登場人物の誰のどんな言葉に心揺さぶられているのか、誰に感情移入して応援しているのか、ドラマの中のあのシーンに何を感じたのか、とても知りたくなるのです。
それはいろいろな人たちがこぞってシーンの分析や解説を熱く書いてるからかも知れません。
「なるほど細かい分析だな・・・」
「そんな風に感じる人もいるんだ」
「へー、色まで意識して演出しているのか・・・」
「そうそう、私も気になったあの詩集、微熱期ね」
「テントウ虫は幸せの使者なのかな・・・」
「アルバムの発売日に何があったの」
「このシーンは何の伏線・・・」
「これから物語はどこに向かうの・・・」
ネットの中で、各々が感じたことを語っています。
ドラマを愛する人たちがネットの中で繋がっていると感じる、不思議な現象です。
私自身も、次の回を待ち望みながらこうして語っています。
心優しい人たちが紡いでいくこのドラマが、多様性が重視される今の時代に、どんなメッセージを残してくれるのか、気になって仕方がありません。
私にとってsilentは今期一番の注目ドラマです。
「silent」
音の無い世界のはずなのに、何か語らずにはにはいらないのです。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《最終回まで落ち着かんねー》
※92歳のばあばと娘の会話です。
「私は紬さんが好き、応援しよるよ真っすぐな所が好きなんよ、人の思いはいろいろじゃけん分らんけど、想くんは誰を選ぶんかな・・・」
「それが作り手が決めるんよ」
「納得の最後にするんは難しいねー、あんた最終回まで落ち着かんねー」
本当に母の言う通りです。多くのsilentファンと共に見守ります。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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