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妹と私

私には7歳違いの妹がいます。幼い頃はその年齢差で喧嘩することもなく、ずっと彼女の保護者的な感覚で妹を見守ってきました。

彼女はきっとある時まで私を人生の先輩として背中を見ながら生きていたように思います。でも今は妹が姉のような頼りになる存在になっています。不思議なものです。

妹は大学から地元を離れ都会で生活しました。当時、私は彼女の事が気がかりで、まるで親のように心配し、洋服を買って送るなどこまごま面倒を見ていました。

その頃はきっと妹にとって頼りになる姉だったと思います。

妹は音楽大学でピアノを学んでいましたが、卒業すると私と同じ職業につきました。言葉を生業にする仕事、アナウンサーになったのです


私たち姉妹は、東京と松山で仕事と人生のキャリアを重ね、41年が経ちました。妹は結婚して家族を持ち、今も東京でナレーターの仕事を続けています。そして私はテレビ局を定年退職してから、地元愛媛でフリーのアナウンサーをしています。

私は、私たち姉妹の関係が珍しいけれどとてもいいなと思っています。この年齢になっても姉妹がよきライバルとしてお互いに刺激し合いながら仕事を続けているからです

妹がナレーションの仕事をした時には私に連絡があり、私はキャリアの先輩としてして自分なりのサデッションをします。それはびっくりするくらい冷静なジャッジだと思います。それが彼女のためになると思っているからです。私の感想が良くても悪くても、妹にとってはとても重要なようです。

私もアナウンスの仕事をした時や投稿する文章を書いた時は、妹に意見を求め、彼女の感想をとても大切に受け取っています。

こんな風に姉妹で刺激し合える関係でいられることはとても幸せです。

幼い頃は私が守ってあげていた妹が、いつの間にか人生の大切な相談相手になっているなんて面白いなと思っています

妹と私が同じ仕事を選んだことが、姉妹の絆をより深めているのです。



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