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94歳◇紅葉を描く
94歳の母が幸せそうに紅葉を描いています。
カラーの筆ペンを使ってリズミカルに筆を走らせ、とても楽しそうです。
きっと今年もまた紅葉が描ける幸せを噛みしめているのでしょう。
母は記憶の中の紅葉シーンを思い出しながら描いています。
今年の紅葉は柔らかな作品になりました。
「お母さん、紅葉を描くのは楽しい」と聞くと
「やっぱり色々な色が使えろ、ワクワクするよ」と答えました。
「同じ木でもいろんな色を使うんよ、心のままに色を加えるんよ」
「ホントじゃ、何色も使ことるねー」
母が描いた2024年の紅葉です。
![](https://assets.st-note.com/img/1729918870-OL8ibPsmWS4GkCD6vH2IgXKn.jpg?width=1200)
「お母さん、今年の作品は柔らかい感じがするよー」
「ほうじゃろう、木の枝や地面の色を茶色にしたんよ、これまでは黒じゃったけん、何となく優しい感じが出とったらうれしいわい」
母は記憶の中の紅葉と対話しながら、納得の一枚を描き上げました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1729907738-0qs4RafPFOhJy57M6IXlxb91.jpg?width=1200)
また明日お会いしましょう。💗