アマチュアアスリートの大変さ
「自分のやりたいことが明確にあって、そのためなら真摯に頑張る」
そんな若者を見ていると、とてもすがすがしい気持ちになり応援したくなります。
先日そんな青年に出会いました。
私の母校の学生で2024 年のパリオリンピックに向けて、ひたすらトレーニングを重ねているアスリートです。
その人は、松山大学4年生の村上功太郎さん。
彼が愛してやまないスポーツはマウンテンバイク・クロスカントリー競技です。
愛媛県の西予市出身で地元の愛媛県立松山工業高校から松山大学に進学しました。
彼は中学校から本格的にレースに参加して、ジュニア時代からこれまで数々の大会で素晴らしい成績を残しています。
昨年はシクロクロス全日本選手権(U23)で優勝しました。
海外の大会にも数々出場し、2020年にはタイで行われたマウンテンバイクのアジア選手権で3位になっています。
ところが2021年からはコロナ禍で日本代表選手としての海外派遣が中止になってしまいました。
2024パリオリンピック出場のためには、本場のヨーロッパで国際大会に出場してポイントを得て、オリンピック出場枠のポイントを獲得しなければいけないと言うことで、今後は大学を2年休学してヨーロッパを遠征する予定だそうです。
そのための遠征費用が必要で、経費を集めるために自ら講演をして、多くの人に理解してもらい、サポートや資金援助をお願いしています。
2年間に必要な経費は780万円だそうです。大変な額です。
彼の講演で私が最も感動したのは、今後の目標として、地元で子どもたちを育成し、自転車競技人口を底上げしながらトップアスリートを育てていきたいと言う将来を見据えた考え方です。
自分がのめり込んだ自転車競技を極めるための努力だけではなく、スポーツへの思いを多くの人に伝えて、活動資金を自ら捻出するための努力を惜しまない、真摯な姿には拍手を送りたいと思いました。
私は決してメジャーではないアマチュアスポーツの世界で懸命に頑張る若者の清々しい姿に感動しました。
村上功太郎選手は自転車文化を推進している愛媛県の期待の星だと思います。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《絶対に人生のプラスになっとらい》
「何でも一生懸命になるものがあったら生き方が違ってくるんよね、今見つけようとしている人も居るけど、早よ見つかるんは大切なんよ」
「私は若いのに素晴らしいと思たんよ、彼ならどこでも頑張れると思たよ」
「20歳そこそこで自分を世の中に分かってもらおうと努力する姿が美しいね、絶対に人生のプラスになっとらい」
母の言う通り、彼の全ての活動がこれからの人生の糧になると思います。
アスリートテッペン目指す雲の峰
母に村上選手の話をすると感動して早速句を詠んでいました。彼が目指すテッペンはパリオリンピックそして、将来への大志です。
テッペン目指して一試合一試合勝ち抜いて欲しいと思います。
人生の雲の峰を目指して、いい走りをして下さい。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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