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キンダーメルヘン「やさいのとこや」のおはなしをかきました。
こんにちは。
フレーベル館が発行する、3〜5歳むけの絵本、キンダーメルヘン6月号におはなしをかきました。
「やさいのとこや」
絵は、かわむらふゆみさんが描いてくださいました。
やさい専門のとこやさんには、セットしてほしいというのがきたり、
ヒゲをそろえてほしいというのがきたり、
エステをしたいというのがきたりします。
おめかしして、みんなどこへいくのでしょうねぇ。
みかけたら、読ん
アリエッティとしろくまちゃんのおかげでメルヘンをとりもどす。
衣食足りてメルヘンを知る、とはよく言ったもので、心に余裕がないとメルヘンのことも考えられなくなりますね。
現実世界の波にもまれ、呼吸すらも忘れる日々を送っておりました。荒波がさざなみになってきたころに、積み重なっていた冬服を洗濯し、春物のクラゲ柄のワンピースをずっぽりかぶり、炊飯器いっぱいに米をたき、小分けして冷凍し、炊飯器に残ったほかほかのごはんに納豆をかけて食べていたら、ふと思い出したのです。
戸山団地の喫茶メルヘン。
なにかとあわただしい現実的な日々がつづき、気づくとメルヘンの心を失いかけている山田。自分が絵本作家だということを忘れぬためにも、自発的、積極的にメルヘンを注入せねばなりません。
都内を調査したところ、新宿と早稲田のあいだに発見しました。
「サイフォンコーヒーの店 メルヘン」
コーヒー飲みにいこっと。
巨大団地がにょきにょきとそびえたつ谷の底のようなところに、その店はありました。
店内は昭和