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ヤマ
2021年1月17日 12:07
行き先のない悲しみにブリキの蓋をただ落とし缶詰の底で体育座り全てを閉ざして何も観ず何も聴かずただ1人になり独りになり自分だけただ一人になりたかった薄暗い缶詰の中は静かだけどブリキの隙間からソトの音が入ってくる光と陰の動きを感じるどれだけ蹲っていただろう鳴り止まないソトの動きに惑わされてボクは不安にかられたどれだけブリキの蓋を見つめただろう繰り返す光と陰の交差に