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「病は気から」の本当の根拠!?
今日は『ヘルスビューティー系セラピストのための中医学と薬膳(アドバンス)』の11回目。
今日のテーマは「メンタルと薬膳」でした。
#ヘルスビューティー系セラピストのための中医学と薬膳 アドバンス11回目終了。テーマはメンタルと薬膳。
— モーリー薬膳ラボ代表|森澤孝美@簡単エイジングケア薬膳講師 (@yakuzen__molly) June 21, 2022
心と体は繋がっていると言う意味の種明かしをしました。感情と五臓から食材に繋げるこの講座。みんなに知って欲しいのでサロンでもお伝えくださいね。#モーリー薬膳ラボ pic.twitter.com/CGgkGxBU80
メンタルと薬膳と聞くと???となるかもしれませんね。
昔から「病は気から」と言いますが、多少、体調が悪くても「気合で何とかする!」とか「熱っぽいけど計ったら負けだから計らずに乗り切る!」とかの意味で使われることが多いですよね。
病気になるのは気持ちの持ちようとか気持ち次第という考え方です。
ところが、中医学でいう「病は気から」とはその意味ではなく、病気の発端、不調の始まりは「気」が出発点だと言う意味なのです。
感情によって「気」が動く方向がある
中医学では人の感情を「怒・喜・思・憂・悲・恐・驚」の7つとしています。これを七情と言います。
それぞれの感情は誰にでもあることで、それが悪いと言うことではないのですが、制御できないほど強かったり継続的にその感情を持ち続けると、対応する五臓を弱らせると言うのです。
ある感情になりがちなら、そこから弱りやすい臓器が分かると言うこと。
この法則を使った簡単なテストがあります。
まだ、トライされたことがなかったらトライしてみてくださいね。
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![](https://assets.st-note.com/img/1655812799272-Kus54IqYwB.png)
「怒・喜・思・憂・悲・恐・驚」の感情が強すぎると、対応する五臓のどれかが弱るだけでなく、体の構成要素の一つ「気」の動きが変わるのです。
上に上がったり、下ったり、緩んだり、固まったり・・・7つの感情それぞれ違う7つの動きがあります。
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「気」と一緒に動くものがある
動くものは「気」だけではありません。
「気」は構成要素の中でも中心となるもの。
「気」が動くと「気」の力で「血(けつ)」や「津液(水)」(潤い成分)も動きます。この動きの影響で、不調になるのです。
本来健康であれば、「気・血・津液」はどれも十分にあり、体の中を循環しています。
けど、気が動きを変えることで血(けつ)や水の動きも変わることからスムーズに循環しなくなり、その結果不調になります。
つまり、病気の発端は「気」からと言うことになります。
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これが中医学で言う「病は気から」です。
感情のコントロールができれば不調の予防に繋がる?
感情のコントロールができれば不調の予防ができる?
中医学の理論的には「YES」です。
コントロールができれば、その感情を持ち続けないようにすることで対応する五臓を弱らせないようできるからです。
ですが、人間はそこまで強くはない。
いつでも穏やかにニュートラルでいられたら感情からの不調にはならないでしょう。それはよほどの修行をしていなければ難しいのが現実でしょう。
そこで、薬膳を使うのです。
こんな感情になりがちな時は、五臓のここが弱り気味だと分かれば、そこを補強する食材を選んで食べるのです。
これがメンタルと薬膳の関係です。
そして講座でお伝えしたのは、感情による「気」の動きを制御する食べ物です。
日本人に起こりやすい感情からの不調についてもお話しました。
この知識は沢山の人に知って欲しい知識です。
セラピストのお二人もぜひカウンセリングでヒヤリングする時に活かしてくださいね。
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