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中医学で考える、ぎっくり腰・腰痛の原因は冷えだけではない!

今日は女性に起こりがちな不調ケーススタディ薬膳(全12回)の『ぎっくり腰(腰痛)と薬膳』でした。

この講座を受講されている方は、中医学の基本の考え方や体の過不足がどのように症状として出ているのかを理解されて受講していただいています。

今日のテーマ「ぎっくり腰」は若い時にはほとんど起こらないと言われています。

それは中医学で考えると、腰が五臓の腎と関わるということと関係します。

また、骨と関わるのが腎でもあり、腰や膝などの痛みは老化と共に多くなるということからも腎と関わると最初に想像されました。

今日は、中医学でぎっくり腰や腰痛をどのように考えるのかを、タイプに分けてまず説明し、それに合わせてぎっくり腰になりやすい人の身体の中はどうなっているか?タイプ別のぎっくり腰の予防法とおすすめ食材に繋げて行きました。

自分や家族のぎっくり腰はどのタイプだったかが繋がった

50代の受講生の方ばかりだったのですが、ご自身もご家族もぎっくり腰になった経験をお持ちだったので、より自分事としてとらえられたようです。

寒いと腰の痛みに繋がりやすいと多くの人は思いますが、ぎっくり腰になるのは寒い時ばかりではありません。

何度か書いてきたのですが、中医学で痛みの出る原因を言う時は二つの原則があると言います。

一つは「不通則痛(ふつうそくつう)」、もう一つは「不栄則痛(ふえいそくつう)」

体の中に詰まりがあって、巡りが阻害されることで起こる痛みと栄養が行き渡らなくて起こる痛みです。

どちらも詰まりから引き起こされることが多く、これには体の中の要らない水分が関係します。

(腰痛には要らない水分が原因のもの以外にも種類はあります。)

冷え+要らない水分タイプ
熱+要らない水分タイプ
体の中の血巡り悪化タイプ
老化タイプ

大別するとこんな感じです。

自分や家族のギックリ腰がどのタイプだったのか?

他の特徴からも「だからあの時、よくぎっくり腰になっていたんだ!」「そういえば、〇〇も好きでよく食べていたし、△△も良く飲んでいた。」こんな会話が講座中に聴かれました。

痛みには要らない水分が関連することが多いため、諸悪の根源は要らない水分を溜めることと言っても過言ではありません。

単に体質分けをするだけが中医学・薬膳ではない


初級講座では、よく体質診断や体の構成要素「気血津液」「五臓」の話が出ますが、それは何のためかと言えば、こういう良く起こりがちな不調の予防にも同じ考え方が使えるからです。


最初、とっつきにくいと感じる人もいますが、今受講されているお二人もご家族やご自身の体調管理に薬膳を使うことができるようになられました。

中医学の考え方で、自分の不調がなぜ起こったのか?を見る習慣で繰り返す不調を諦めずに、どうにかしようとされる方には全力でサポートします。

同じことでサロンやカフェのお客様に還元するためには、視点を変えての伝え方、アウトプットの仕方もお伝えする講座もあるので、ご相談くださいね。

次回は、春のメンタル不調についてお伝えします。


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