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価値を高めることは削ぐこと。飴物語#16
皆様こんばんは。岐阜県多治見市で創業89年「昔懐かしく温かい味わい」を大切に飴屋を営んでおります鵜飼です。Twitterや Instagramでの発信や「おうちでお花見企画🌸」、クラウドファンディングを通信販売サイトとして使ってみたり色々な挑戦をしております。いつも応援いただき本当に嬉しいです。これからもよろしくお願い致します!🍭
今回は、素敵なご縁から、papabubble 横井CEOとお話の機会を頂きましたのでその中で感じたことを少し綴っていきたいと思います。
papabubbleのコンセプトは
世界一おもしろいお菓子屋さんを目指すアートキャンディショップ
中野店を見学をさせて頂きました🍬
日曜日のお昼に駅から決して近い場所ではない店舗がお客様でいっぱい。
ファミリーだけでなく、カップルや近所の方がふと入って来られたり様々なシーンで活用される生活に溶け込んだお店。
子供達が食い入るように覗き込んでいるのは、飴パフォーマンス。楽しく飴について説明しながら段々と素敵な柄が出来上がり、出来立ての飴を食べる事ができます。これは子供から大人まで見ていて楽しい。
鵜飼:それにしても一つ一つ美しい。宝石の様だ。
横井CEOからこんな質問を頂きました。
横井CEO:鵜飼やっこ飴の一番の強みはなんですか?
鵜飼:一番の強みですか。。。優しい味わい?歴史?綺麗な柄?オリジナル柄を作れる事?一番と言われると難しいですね。。。
papabubleの強みは商品を見ても明らかで、
1、宝石の様な綺麗な飴
2、ホロロとほぐれていく独特の食感
3、豊富なフレーバー
しかも頂いて驚いたコメントとしては、
「賞味期限を減らしても、美味しさをあげたい。」
飴の賞味期限は通常約1年。しかし、papabubleのキャンディーの賞味期限は4ヶ月。食品会社にとって一番怖い在庫を抱えるリスクをとってもでも、上記で記載しているpapabubleらしいホロホロと崩れる食感と宝石の様な輝きを優先させているとのこと。
価値をたくさんつける事がお客様も喜んで頂けると思っていた私は目から鱗でした。
鵜飼やっこ飴は何を捨てているのか?
今一度、自社製品と向き合う機会を作り考えてみました。
【強み:どこか懐かしい優しい味わい】
設備投資も手間暇もかかる真空高圧釜を使っている。
→真空にする事で沸点が低くなり、効率的に水分を飛ばす事ができる。その結果、飴がベタつかないさっぱりとした味「どこか懐かしい、優しい味わい」になります。
【捨てている事:組みやすさ】
飴の水分が通常よりも少ない分早く硬くなりやすい。
その為早く柄を組み上げる必要があります。現場では1分1秒を争いながら組み上げを行っております。
とても多くの事を勉強させて頂きました。今後の商品作りや経営に活かしていきたいと思います。
現場からは以上となります。
素敵な日曜日をお過ごしください。
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