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今日の短歌と詩 - 【 霜月の空 】 【 薄れゆく悲しみは何処へ 】


piano - Mirana Faiz

Johann Sebastian Bach
( arrenged by Luo Ni )

【 Bach G minor 】

takachin巡る季節心の詩

【 薄れゆく悲しみ何処へ 】


あなたと言葉交わしたく

風に背を向けた


 秋宵(しゅうしょう)の月夜


過ぎ去りし時を


振り向けば


ひとり闇の中


彼岸花濡らす


秋霖の


梢、枯れ葉は


散りいそぎ


儚くも薄れゆく


心根(かなしみ)はいずこへ…


takachin


【 霜月の空 】


夜の明ける

ひとり月見のわびしさよ

明け行く空に

三日月の


霜月の空


霜月の風…


takachin

親愛なる閲覧者様の皆さん
おはようございます。

お母ちゃんが
身を隠して後に
年月の
 経つ毎に
あれほどの悲しみが
薄らいでゆく
そんな心持ちもまた
寂しくもありますよね…

10月の31日
午後6時
1年と7ヵ月の
入院の後
永眠

生前
よく
二人で
月を眺めるのが
常では
御座いましたが

深い悲しみの中
眠れずの夜を過ごし
ひとり
まだ明けきらぬ
朝の月を眺めは
しましたものの

霜月の空も
霜月の風も
霜月の月までも
おいらの心情とは
裏腹と

無情で
ありました。

本日は
ミレイナさんの
ピアノに
おいらの詩と短歌を添えて

本日も
お付き合いいただけました
親愛なる閲覧者様の皆様へは

心より
さんきゅっ!!!

takachin