『たっぷり4種のキノコの和風パスタ』
今日の「わたしの休日キッチン」は、ペペロンチーノがベース、日本人が大好きなバター醤油の和風パスタです。
おすすめの、絶品パスタですよ。
「わたしの休日キッチン」は、休みの日の昼や夜に、自分が好きな料理を、自分勝手に作って食べるという、自分の趣味のテーマです。
私は、料理人ユーチューバーのファビオシェフや、アクアパッツァの日高良実シェフが大好きで、結構イタリアンを作ります。
このパスタも、ファビオ飯チャンネルでファビオシェフが作っていたものです。
これは、料理ブログじゃないので、細かいことは書きません。
自分が楽しければいいのですよ。
だから、多少間違っていても、気にしないでください (^^♪
1.材料紹介
早速、食材を紹介しましょう。
パスタは、ベッラモンテのNo105、1.78mmで11分茹でのものです。
後は、茸のエリンギ、マイタケ、ブナシメジ、乾燥シイタケ、大葉、ニンニク1片、ペペチ、アユの魚醤、バターです。
どの食材も、スーパーで手に入るものですね 。
下ごしらえに、乾燥シイタケをミネラルウォーターで、3時間ほどかけて戻します。
実は、今回、下ごしらえのタイミングを逸してしまい、1時間半ほどしか戻せなかったのですが...。
乾燥シイタケを戻す水は、塩素などで消毒されていない水が適しています。せっかく旨味を引き出すのですから、水も美味しい水を使いましょう。
それにしても、乾燥シイタケは面白い食材です。乾燥させることで旨味が増し、風味豊かな出汁が取れます。
2.料理してみた
キノコは、基本的に包丁を使わずに、手で裂きます。
乾燥シイタケやエリンギは裂くことが難しいので、包丁で切りました。この時点で、乾燥シイタケはとても良い香りです。
マイタケとブナシメジは、手で裂いて山盛りにしておきます。
このトレイをオーブントースターに入れ、加熱します。こうして火を通すと、旨味がどんどん増していきます。
次に、ニンニク、ペペチ、大葉を刻みます。
ニンニクは、キノコの香りを殺さないように、控えめに。大葉は、2回に分けていれるので、多めに刻んでおきます。
大葉などは、入れる前に刻む方が、香りが維持できるのですが、何せ不器用なので、できることは事前に済ませています。
次に基本のアーリオオーリオを作ります。
キノコが沢山油を吸収するために、オリーブオイルは多めに。
ペペロンチーノという料理は、本当に応用範囲が広いです (^^♪
オーブントースターのキノコが程よく色づいたら、アーリオオーリオに加えて炒めます。更に、刻んだ大葉を2/3程振り掛けます。
キノコがオリーブオイルを纏ったら、乾燥シイタケの戻し汁を入れます。
この時、乾燥シイタケに付着した細かなゴミが料理に入らないように、漉し器を通します。
ちょっとした気遣いですが...。
もう、濃厚なスープが出来ていますが、ここに、バターを加え、醤油の代わりに鮎の魚醤を加えます。醤油を入れないのは、充分に味が付いているからです。
ここで一度、味見をします。
ソースを嘗めてみればわかりますが、びっくりするほど自然で濃厚な旨味です。
しかも、バターと味の魚醤の効果で、程よい味が付いているはずです。
後は、パスタの茹で上がり時間の1分前でパスタを揚げ、フライパンに加えます。
もしもこの時、水分が減り過ぎている様であれば、「ミネラルウォーター」をフライパンに足し入れます。
普段なら「茹で汁」を加えます。
しかし、先にソースの味見をしたように、既に塩気は足りているので、茹で汁を加えるとしょっぱくなり過ぎます。
3.盛り付け
パスタを加えたら、茹で上げ残り1分をフライパンで「茹で」、ソースの旨味をパスタに滲みこませます。
フライパンの汁気がなくなり、「チリチリ」と音がしたら、完成のサイン。
何度かフライパンを煽り、空気を含ませながら味を行き渡らせ、トングで皿に盛り付けます。
たくさんのキノコを使ったので、パスタが隠れるくらいたっぷりと載せます。
この上から、刻んだ大葉の残りを振り掛け、完成です。
4.自慢と感想
これは、単なるバター醤油味のパスタという次元ではないです。
極上の旨味を纏った和風パスタです
このパスタは完成形で、作り方について、恐らく改善する点は無いでしょう。
乾燥シイタケの旨味は、半端なしです。
バターと魚醤の相性に加え、乾燥シイタケの旨味が加わると、シイタケを噛んだ時に口の中に広がる旨味は、えも言われぬ至高なものになります。
それと、大葉です。
魚醤(つまりは醤油)の風味と、大葉の香りって、何でこんなに相性がいいのでしょうね。
キノコと大葉とバター醤油の相性は、ある意味奇跡です。
パスタはイタリアンですが、このパスタは間違いなく、ナンバーワンのJapanStyleです。
今回の失敗は、あえて言うなら、乾燥シイタケの戻し時間不足です。
本当に、これだけが心残りだ...。