6-2 ファクトを整理する② 数値・KPIを整理する 後編 ~数字から事業を知る~
ソフトウェアと経営マガジン第78回です。次回に引き続き、ファクト整理としての数字に注目します。今回は管理会計からスタートしつつ、事業活動を知ること、そこから解像度の濃淡を見ていく、といった取り組みについて書いていきます。
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数値構造の理解において、まず第一歩となる取り組みとしては管理会計からのブレイクダウンがある。どんな事業であれ、会社であれ、キャッシュフローを安定させ、確実な利益を生み資産を積み上げるために事業特有の方法、会社特有の方法での管理会計活動があるかと思われる。ここにはその事業を強くする要素、独自の強みが現れている。特に重視しているKPIなどがここには現れてくる。それは在庫回転率かもしれないし、製造原価かもしれないし、顧客の獲得費用かもしれない。こうした数値を管理し、日々事業を強めていく活動の延長にKPI主義的、科学的手法をもとにした経営スタイル、ひいてはソフトウェアを活用した経営、DXの推進が存在していると私は考えている。
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