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水瓶座満月の日に開業1年を振り返るよ

こんばんは、ユキッ先生です。Web記事を作る人で、2児の母です。

(Twitterで写真を上げまくっているわりに)大きな声ではいえないけど、現在は母子帰省中で実家にいます。

田舎の元農家育ちなので庭や畑が無駄に広いのですが、これどこか掘ったら9000万円か2兆円が出てこないかな。

この辺りは遺跡がふんだんにあって、「マイホーム建てようとしたら銅剣出てきて工事ストップ、ぴえん」みたいな話をたまに聞きます。
どうせ出てくるなら、私は温泉がいいけど。

さて、生家では平日から大人が私を含めて常に3人以上いる環境。お子らは庭のビニールプールに入り放題で、私は予想通り夏野菜にまみれております。

何より「家事をしなくても生活が回る」という状況に自分自身を置くのが、これ以上ないストレスマネジメント方法だなと感じた次第です。
親も高齢なので、いつまでも続くものではないですが。

ちなみに、先月コロナで家族3人罹患して、自宅に約半月缶詰だったんですよ。病気もそれなりにしんどかったんですが、それ以上に幼い子どもとの缶詰生活のストレスがヤバかった。

また、この家に来るまでの道中、ただでさえ3時間かかる特急の中に2時間余分に閉じ込められた話や、滞在中に生家の愛犬17歳が半年の介護の末に目の前で亡くなってしまった話など、1週間ほどで情報量がすでに多い帰省なのですが、それはまた別の話…。

▶過去の節目振り返り記事はこちら

さて、開業3カ月や半年、2022年上半期の区切りで振り返りをしていました。今回は1年の節目ということで、改めて状況を記録しておきたいと思いました。

▶1年を振り返ると…

受注が安定して「持ち運べる仕事」を実現した


「子どもの長期休暇には帰省先で仕事するなど、場所を選ばず『持ち運べる』仕事をしたい」というのが理想の働き方の1つだったのですが、果たして実現できております。クライアント様あってのこと、本当にありがたい環境です。

コミットしている案件はほぼ1カ月ごとに進行しています。
Web記事系はおおむねこのパターンが多いのかなと思うのですが、

  • 上旬:その月の制作物の企画提案、合間に先月納品した原稿修正等

  • 中旬:リサーチや構成案作成

  • 下旬:撮影や実体験後にひたすらライティング、初稿を納品

という流れになっているため、特に上~中旬は、ノートPC1台あればどこででも対応できる作業負荷に調整できています。

業務、人間関係…バランスよくクライアントに恵まれた

メインで3社のクライアント様とお取り引きしていますが、自分のやりたいことやスキルと、業務を通じて得られるメリットと評価とのバランスが取れているなと感じています。

■クライアントA:
・私のライフワーク「街を記録するコンテンツ制作」にコミットできる
媒体の名刺を持って積極的に取材できる
・取材実績が積める
・仕事が生活とが入り交じる感覚が楽しい
・先輩ライターからの指導が対面で受けられる
・新聞クオリティーの校正を受けられる
・コワーキングスペースが使える
全員子育て経験のある女性のチームで、家庭の状況共有がしやすい

■クライアントB:
・メディアを通じて社会課題の解決にコミットできる
・出自で培った知識を業務に生かし、強みが増やせた
・ルールがガチガチでなく、スケジューリングの自由度が高い
・一定評価をいただけている(と思う)
単価が高め(何とか生活できているのはこのクライアント様のおかげ)
・落ち着いた社風で安心してやりとりできる

■クライアントC:
・複数の大手Webメディアで実績を積める
・Webメディア業界への理解が深まる
SEOやWebマーケティングの知識が身につけられる
・案件が多いので、走りながら得意・不得意分野が見極められる
・若い世代のWebディレクターとのコミュニケーションが新鮮

たまたまですが、この3社さんと現在も半年以上にわたり取引ができているのは自分にとって幸運でした。

業務量もある程度は自律的に調整できています。子どもが園で濃厚接触者指定され自宅待機になってしまったときや娘の小学校入学の時期も、何とか乗り切れました。

あと、物理的な仕事環境として、好きなタイミングで(無料で)コワーキングスペースを使えるのはかなり大きいですね!

▶2年目の目標、やりたいこと

さて、昨年の独立以降、「振り返りや目標をテキスト化して公表すること」の優先度を上げているのですが、本日8月12日は奇しくも水瓶座満月の日ということで、目標ややりたいことをまとめておこうと思います。

「水瓶座満月ってなんやねん」という人はこのあたりを斜め読みして、分かった気になってください。私も分かった気になってるだけで、いいように使ってます。



交通費全額支給案件

これ、実は7月の七夕前にTwitterでつぶやいたのですが、既存のクライアント様からお声がけいただいて、月内に府外(上陸経験があり、大好きな離島!)への日帰り出張が決まっています。
ほぼ1カ月で叶っております。言霊!

高単価案件が定期で入るようにする

現在は受注が安定している状態なので単価を上げることが目下の目標なのですが、特に高単価案件が1本あるだけで、格段に日々のストレスが減ることが分かりました。

上記の日帰り出張案件、当日はハードスケジュールですが、独立以降最高の単価のお仕事です。このレベルの案件が月に1件でも約束されていれば、より安心です。

経験と知識のシェアで若い世代を応援するお仕事

コンテンツ受注生産のサイクルには身体も脳も慣れてきたのですが、一方で、生身の人間(自分の子以外)に自分の経験や知識をシェアしたい気持ちが高まっています。

特に子どもの成長に伴走しているととみに感じるのが、「自分自身が(異業種から飛び込んで)ゲーム業界で得た知識をシェアすることで、若い世代の選択肢はもっと広がるのでは?」ということ。

どうあがいても日本は少子高齢化社会なので、数の論理でどうしても先輩世代のやり方を無理に踏襲し、若い世代をつぶす構造になっている気がします。まあ、上の世代はそれしか知らないからね。

まだまだ自分の中でも抽象的ですが、ゲーム開発・企画の現場でやってたことが、そのあたりをブレイクスルーするヒントになる気がするんだよなあ。

ゲーム的発想が得意な(=古い業種や地方の中小企業にはなじみにくい)若年層や、「クリエイター職で長く喰っていきたい」と志す女性の意欲をつぶさず、母数を増やしていける世の中にしたいなぁと。

音声コンテンツへのコミット

で、私のキャリアの両輪は「ラジオとゲーム」(そして、その合間を細々と貫いてた「モバイル化していったWeb」が補助輪)なのですが。

ゲーム系知識・経験のシェアをしたい一方で、ラジオ的なコンテンツをやりたいという思いもまだ常に捨てきれません。

自分は日本人の大人向けにWeb記事をやっていて、子どもたちは動画やゲームに夢中。サブカル講義動画や怪談朗読を好む夫はその中間あたりですかね。さまざまなコンテンツの消費スタイルがありますが、その中でもラジオは、業界的には1回Webに殺されかけましたが、近年また確実にコンテンツとしての価値を増してきている印象です。いま音楽シーンも楽しいしね。

ブランクはありますが、ラジオであればディレクター、場合によってはプロデューサーもできますよ(たぶんできると思う…できるんじゃないかな…ま、覚悟はしておけ)! 編成も。地上波に限らず、音声コンテンツに携われる機会があればぜひ。

発信の強化

実績も積み上げできてきたので、次は発信を強化したいです。

毎月上~中旬にポケット的に生まれがちな自由時間を活用して、ポートフォリオサイトやSNS展開に注力していく予定。

また、地域のクリエイター支援施設のイベント等にも参加して、新たなつながりを作っていければこれ幸いですね。

とりあえず、フリーで何とか2年駆け抜けて国保に切り替えれば、私がいまいちばん苦しいと感じている「社会保険の任意継続」の支払い額が減るんじゃないかと期待しているんですが、どうなんでしょうかね。獲らぬ狸のファイナンシャルプランニングですよ。

そんな感じで、日付が変わらないうちにこの記事はアップしないとなので、この辺で。

おしまい。

カバー写真 / 私たちが閉じ込められたのと同じ車両の特急(2022)
        ※右下に写ってるクルマはたぶん撮り鉄

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