54/100 『しょぼい起業で生きていく』えらいてんちょう
「起業で生きていく」
だとハードルが高い感じがするけど
そこに
「しょぼい」というワードがつくだけで
一気にハードルが下がって
自分にも出来るのでは?
と思ってしまう不思議。
私は 「雇われんのもう嫌!
自分でなにかやりたい!」
と思いつつ その「なにか」が見いだせないまま 3年のニート期間を経て
貯金が底をつき
また雇われの身に戻った人間なんですけど 諦めきれず
こちらの本を手にとってしまいました。
私の周りには 計画的に起業した人もいれば する気はなかったのに
結果そうなった人もいます。
でも その人たちはすべて
手に職を持った人たちです。
美容師さんだったり整体師さんだったり…。
でも世のなかには よくわからないことを
仕事として成功している人がいる。
まぁうまくいってない人のほうが多いと思うけど…
私はアメーバブログさんで
取るに足りない文章を細々と書いていますが そこには
よくわからない起業勢がたくさんいる。
なんちゃらかんちゃらカウンセラーみたいな人たち。
いや 他人のことはどうでもよくて
私も なんだかよくわからないけど稼いでる起業家になりたいなって話。
正直稼ぐっていったって
とりあえず今の週3パート辞められるくらいの金額でいい。
そう!だからこそ この「しょぼい起業」という言葉に惹かれたのだ。
こちらの著書には店舗を構える
起業についてメインに書かれていて
「家賃を二重払いするくらいなら
店に住む」
という話が出てくる。
ふと気付いた。私は43年間生きてきて
一度も家賃を払ったことがないということに。
35歳まで実家で暮らし35歳からは
一緒に暮らすパートナーが家賃を払ってくれている。
今まで社会人経験がそこそこあると思っていたけど 家賃を払ったことがないって 経験値がすんごい低い気がする…。
まぁ運良くここまできたんだし
いっか それはそれで。
巻末対談で
えらいてんちょうさんと対談している
Phaさんの作品も読んでみたくなりました。