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【賃貸 初期費用 計算 アプリあり】複雑な内訳をわかりやすく!失敗しないシミュレーション方法
こんにちは!XROOMS編集部です。
今回のテーマは「賃貸物件の初期費用の計算方法」です。
「とにかく初期費用を知りたい!」
「敷金・礼金、保証会社費用、オプション費用...何をどう計算すればいいの?」そんな不安の声を、よくいただきます。
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確かに、賃貸契約の初期費用は複雑でわかりにくいですよね。敷金・礼金はもちろん、オプション費用や日割り家賃など、様々な費用が発生します。
オプション費用だけでも総額で数十万円になることも。正確な計算をしないと、契約直前に"こんなに高かったの?"と焦ってしまいます。
とはいえ、いちいち気になる物件ごとに初期費用を問い合わせるのも大変です。
そこで本記事では、初期費用の内訳から計算方法、さらには交渉術まで、プロの不動産会社ならではの知識を余すことなくお伝えします。
この記事を読めば...
複雑な初期費用の仕組みがスッキリ理解できる!
自分でカンタンに概算金額が計算できるようになる!
賢く費用を抑えるコツがわかる!
理想の物件探しがグッとスムーズに!
「気づいたら予算オーバー...」なんて失敗を確実に防げます。
さらにオーナーや不動産会社との交渉に役立つ知識も満載です。
ぜひ最後までチェックして、初期費用の不安をスッキリ解消してください!
………
賃貸物件初期費用シミュレーターのご紹介
本題に入る前に、初期費用シミュレータのご紹介です。
「細かいことはいいから、とりあえず大まかな概算金額が知りたい!」という方はこちらの初期費用シミュレーターを使ってみてください
家賃・管理費・敷金・礼金のたった4項目を入力するだけで、オプション費用も含めた初期費用を計算してくれます。
さらにこのシミュレータは今回の記事の内容を踏襲して作成されているので、たった30秒ほどでかなり精度の高い概算見積もりが作成されるようになっています。
ぜひ一度お試しください!
………
とはいえ、お部屋を借りるなら、賃貸の初期費用は正しく理解することを薦めします。
ということで、早速本題に入りましょう!
1.賃貸の初期費用とは?
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「敷金と礼金だけ」と思いきや、実は保証会社費用や火災保険料など意外な出費が多いのが賃貸の初期費用です。
想定外の高額請求に驚かないためにも、まずは初期費用の全体像を理解しておきましょう。
1-2「賃貸の初期費用」とは、物件に入居する際に一括で支払う費用のこと。
「賃貸の初期費用」とは、物件に入居する際に一括で支払う費用のことです。
この費用は契約開始日までに必ず全額支払う必要があります。
※保証会社の費用は入居後支払いとなる場合もあります
初期費用の内訳はさまざまで敷金・礼金、保証会社費用、仲介手数料、火災保険料、初月と翌月の家賃など、多くの費用がまとめてかかります。
詳しい項目ついては2章と3章で解説していきます
1-2 初期費用を全体像を知らないと損をする可能性も
初期費用の全体像を把握していないと、適正価格かどうか見極めができません。そのため知らないうちに必要以上の金額を支払ってしまうケースも。
1-3. よくある失敗例
・契約直前に想定外の出費が判明し、慌ててしまう
・敷金・礼金ゼロに惹かれて契約したが、退去時に高額請求を受ける
こうしたトラブルを防ぐには、事前に「どんな項目があって、いくらくらいかかるのか」を把握しておくのが大切です。
次章から具体的な内訳や計算ポイントを順番にご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
2.賃貸契約時の初期費用の内訳と相場
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次に賃貸契約時の初期費用の内訳と相場について解説します。
賃貸契約で請求される可能性がある主な費用項目と、おおよその相場を整理していきます。
「結局どんな項目があって、トータルいくらかかるの?」こんな疑問を解消しましょう!
2-1. 初期費用の主な項目一覧(必須項目と任意項目)
賃貸契約の初期費用は、大きく分けて「必須もの」と「任意またはオプション扱いの可能性があるもの」があります。
以下は賃貸契約で請求される可能性がある項目を、抜け漏れなく整理した一覧です。
【必須項目】
敷金
礼金
保証金
仲介手数料
保証会社費用(初回一括/月額)
火災保険料
24時間サポート(多くの管理会社で加入がほぼ必須)
契約事務手数料(※一部、不要な場合も多い)
【任意またはオプション扱いの可能性もある】
鍵交換費用
室内除菌費用
アミュレット(防犯グッズなど)
防災セット
ここで紹介する項目が必ずしもすべてが請求されるとは限りませんが、「敷金や礼金以外にもこんな費用があり得るんだ」と一度目を通しておくと、見落としが減ります。
また事前に発生する可能性を把握しておくと、「こんな費用、聞いてない!」と焦るリスクを減らせます。
2-2. 各項目の目安金額・計算イメージ
次にそれぞれの項目の目安額と計算の仕方を紹介します。
各項目は家賃をベースに算出する項目と固定額で設定されることが多い項目に分けられます
【家賃をベースに算出する項目】
敷金: 家賃の0〜2ヶ月分
礼金: 家賃の0〜2ヶ月分
仲介手数料: 最大で家賃1ヶ月分+消費税
保証会社費用: 家賃+管理費の50〜100%
【固定額で設定されることが多い項目】
火災保険料: 2年で1〜2万円程度
鍵交換費用: 1〜3万円程度
24時間サポート: 1万5千円前後
契約事務手数料: 3,000~10,000円前後
室内除菌費用: 1万5千円前後
アミュレット: 1万円前後
防災セット: 5千〜1万円前後
これらの金額はあくまで目安です。物件ごとに異なるので、募集図面や不動産会社の見積もりを必ず確認してみてください。
2-3 各項目の相場感
次に各項目の相場金額を見ていきましょう。
地域によって多少の差はありますが、およそこのような相場感です。
敷金・礼金は家賃の0〜2ヶ月分が目安、首都圏の相場は敷金1ヶ月、礼金1ヶ月です。
※個人的に礼金が2ヶ月あると「少し高いかな〜」という感じですが、高すぎるという訳でもありません。
仲介手数料は宅建業法で家賃1ヶ月分+消費税が上限とされています。
ちなみにXROOMSではオーナー様側から手数料をもらえる物件も多いため、借りて側の仲介手数料が0円で契約できる物件が多くあります。※0円にならない物件もあります
保証会社費用は家賃+管理費の50〜100% 保証会社大手のエポスなどは初回40~50%の物件が多いですが、最近は初回に賃料の100%の金額が発生する契約も増えています。
火災保険料は2年で1〜2万円程度。管理会社指定の場合は18,000円前後、個人で契約できる場合は1万円前後が目安です。
鍵交換費用は鍵の種類とシリンダーの数によって異なりますが、
普通の鍵(U9)で1~2万円前後
ディンプルキーで2~4万円前後が目安です。
また鍵交換費用は任意の場合や、オーナー負担で交換してくれるケースもあります。
24時間サポートの目安は2年で15,000円前後です。図面に記載があれば基本的に必須であることが多いです。※便宜上24時間サポートと表記していますが、実際は「くらしーど24」や「My Concier24」などそれぞれ個別名称があります。
その他任意になる可能性がある項目として
室内除菌費用が15,000円前後
これも各社によって「除菌施工」「室内抗菌代」など名称が異なります。
また、この室内除菌とは別に害虫駆除として15,000円前後のオプション請求が発生する場合もあります。
最近増えているのが防災セットです。5,000円〜1万円前後が一般的。任意項目となっている場合も多く、交渉次第で外してもらえる可能性があります。
アミュレットを請求されるケースはあまり多くありませんが、5,000円〜1万円前後が相場感。
タウンハウジンググループの物件で請求されることが多い印象です。こちらも交渉次第で外してもらえる可能性があります。
後半に紹介した項目は大きな金額ではないように見えても、積み重なると数万円単位になります。
図面に記載があると請求される可能性が高いので、事前にしっかりと募集条件を確認しておくことをおすすめします。
各費用の目安を把握しておくと、合計金額をイメージしやすくなり、あとで「こんなに高かったの?」と慌てる心配が減りますよ。
(任意項目の交渉ポイントは、後半で紹介します!)
3.賃貸初期費用の計算方法
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「項目はわかったけど、賃貸の初期費用ってどうやって計算するの?」と悩む方も多いでしょう。
それではいよいよ初期費用の計算方法を紹介していきます。
3-1計算式
実は、家賃をベースにした項目と、固定費用を整理するだけで、意外と簡単に計算することができます。
次の式の各項目に金額を当てはめてください。
<初期費用概算>
① 敷金 + 礼金 + 保証会社費用 + 仲介手数料
② 火災保険 + 鍵交換代 + 退去時清掃料 + 室内除菌費用 + 24時間サポート + 契約事務手数料
③ 初月家賃(日割) + 翌月家賃(1ヶ月分)
初期費用は① + ② + ③の合計です
①と③は家賃や管理費がベースで変動します。
②は固定費(募集図面や要項を確認)です。
3-2. まずは家賃・管理費を土台にしよう
「まずは何を基準に計算すればいいの?」と迷ったら、最初に注目すべきは家賃と管理費です。
たとえば、家賃10万円・管理費1万円の物件を選んだ場合、この合計11万円が初期費用計算の土台になります。
家賃が高いほど敷金や礼金、保証会社費用も比例して高くなる傾向がありますし、管理費との合計がそのまま保証会社の計算ベースになるケースが多いからです。
最初に家賃+管理費という“毎月の固定額”をしっかり確認しておくことで、後で足される費用があっても全体像を見失いにくくなります
例: 家賃10万円、管理費1万円の場合、合計11万円が計算の起点となり、敷金・礼金・仲介手数料・保証会社費用などはここから割合や月数をかけて算出します。
3-3. 主な内訳を順番にチェック
家賃と管理費が固まったら、次は敷金・礼金・仲介手数料・保証会社の初回費用(家賃+管理費の○%)の大きめの費用を計算しましょう。
その次に火災保険、オプション費を確認して計算していきましょう。
敷金・礼金・仲介手数料・保証会社費用
家賃10万円・礼金1ヶ月・敷金1ヶ月、保証会社初回50%なら、これだけで20万円 + 仲介手数料(11万円) + 保証会社費用(5.5万円)と高額になります。
敷金以外は基本返ってこない費用なので、想定額の把握が大事です。
火災保険やオプション費
火災保険は2年で1〜2万円、鍵交換や24時間サポートは1〜3万円程度など。
加入必須のもの、任意のものを区別し、ざっくり合計しておきましょう。
退去時清掃料(敷金ゼロ物件は要注意)
敷金ゼロ物件だと、前払いで清掃費が加算されるケースが多数。
m²単価1,300〜1,600円+エアコンクリーニング費用などで数万円がかかることも。
初月家賃(日割り)+翌月家賃
月途中の入居では日割り家賃、翌月分家賃も一緒に初期費用に含まれます。
入居日が10日など中旬の場合は、その月の家賃+翌月満額が必要になるので計算漏れに注意。
3-4. シミュレーション例
それでは実際に計算してみましょう。
例1:敷金・礼金とも1ヶ月、家賃10万円、管理費1万円、保証会社50%、仲介手数料1ヶ月 1月10日入居なら…
①: 敷金10万+礼金10万+保証会社5.5万+仲介手数料11万
③: 日割り家賃約7.8万+翌月家賃11万
合計で55万円前後。さらに火災保険や鍵交換費など②の分を加えると約60万円になります。
例2:礼金・仲介手数料ゼロの場合
例1の条件が仮に礼金なし・仲介手数料なしの場合、次のようになります
①: 敷金10万+礼金なし+保証会社5.5万+仲介手数料なし
③: 日割り家賃約7.8万+翌月家賃11万
合計で35万円前後。さらに火災保険や鍵交換費など②の分を加えても約40万円ほどになります。
こうしてシミュレーションしてみると、以外と簡単に計算できたのではないでしょうか?
また、簡単に比べるだけでも最終的な支払額が大きく違うことがわかります。
(そてし、もし初期費用を抑えたい場合は、礼金や仲介手数料なしの物件を探すと大幅に安くなることがお分かりいただけたのではないでしょうか)
ぜひこの計算式を用いて、初期費用金額を算出してみてください!
「計算が大変だな、、」という方は冒頭で紹介した初期費用シミュレータもぜひご活用ください。
-関連リンク-
次章では、計算時に陥りがちな注意点をさらに詳しく見ていきましょう。
4.ここに注意!初期費用を計算するときのポイント
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初期費用の内訳や計算方法を把握していても、見落としがちな落とし穴がいくつかあります。以下のポイントを押さえれば、失敗リスクを大幅に減らせます。
4-1. 敷金なしの物件は、退去時の清掃料が初期費用に含まれる
「敷金・礼金ゼロの物件なら、初期費用がグッと安くなるからお得!」と思いがちですが、そう単純ではありません。
敷金ゼロ物件では、退去時のクリーニング代や補修費などが初回負担になるケースが多いです。※もし入居時に請求されない場合でも、退去の際に請求されます。
退去時清掃料は基本的に図面に記載されていますが、記載が漏れている場合もあります。もし敷金がない物件の場合は、発生する可能性を考慮してあらかじめ清掃料金額を初期費用に入れておきましょう。
金額の目安は下記を参考ください。
退去時清掃料の金額の目安(2025年時点)
1m2あたり1,300円~1,600円前後
エアコン1台あたり10,000~18,000円前後が相場です。
例えば35㎡エアコン1台の場合は
[1,300(円)~1,600(円)×35(㎡) + 10,000(円)~18,000(円)]で
およそ55,500円~74,000円が一般的な相場になります。
4-2. 保証会社費用の月額払いと更新料の発生
保証会社を利用する場合、初回費用として家賃・管理費の50%ほどを一括で支払うだけでなく、月額1〜2%の手数料や1年ごとに1万円〜1.5万円程度の更新料が発生するケースが多いです。
初期費用ばかりに目が行きがちですが、月ごとの負担や年ごとの更新料を見落とすと、長期的な支出が想定より膨らむかもしれません。
契約時には「初回の一括金額」「月額手数料」「更新料」の3点を必ず確認し、総合的なコストを把握しておきましょう。
4-3. 賃貸契約のオプション費用は基本必須! 無理な交渉を避けるための心得
鍵交換や室内除菌、24時間サポートなどのオプション費用は、物件図面に記載があれば基本的に“必須”扱いになるケースがほとんどです。
もちろん交渉できる場合もゼロではありませんが、その割合は低く、この部分で費用を大幅にカットできる見込みは薄いのが実情。
「必要ないから外したい」とあまりに執拗に交渉してしまうと、不動産会社やオーナーに面倒な印象を与え、むしろ損をする場合もあります。
大切なのは、初期費用全体のバランスや物件そのものの条件であり、オプション費用だけにこだわって契約全体をこじらせるのは得策ではありません。
私、ずっと駅チカで日当たりが良くて、家賃もそこそこ抑えたいって条件で部屋を探してたんです。やっと、理想通りの物件を見つけて内見したらもう大興奮!“ここだ!”って即決する気まんまんでした。
ところが申込段階になって、室内除菌費用や24時間サポートなどのオプション費用が必須って言われて…。
どうしても予算をオーバーしちゃいそうだったんで、不動産会社に「もう少し安くなりませんか?」って何度か交渉してみたんです。
でも、オーナーにもその話が伝わっちゃって、雰囲気がギクシャクし始めたんですよね。管理担当者からも「そこまで強く言われると…」みたいな反応で。
結局「ほかにも入居希望の方がいらっしゃるので…」って話が流れちゃって、せっかくの理想物件を逃してしまったんです。
あんなに気に入ったお部屋だったのに、本当に残念でした。『オプション費用』だからといって甘く見ず、最初からちゃんと確認しておけばよかったって、今は思います。」
実は、このようなケースは珍しくありません。(特にYoutubeやtiktokなどで公開されているさまざまな"交渉術"を鵜呑みして、無理な交渉を行った結果、失敗して入居を断られてしまうケースが増えているようです)
オプション費用は書面に記載されていれば“ほぼ必須”扱いのため、過度な交渉を繰り返すとオーナーの印象を悪くし、契約自体が難しくなることも。
どうしても不要だと思うなら相談してみるのはアリですが、“そこまでこだわらなくても…”という範囲であれば、理想の物件を手放してしまうリスクのほうが大きいかもしれません。
初期費用全体のバランスを見極めて、無理な交渉はほどほどにしておくのが得策です。
4-4. 月額費用と初期費用のどちらを重視するのがオトク?
家賃が相場より安めの物件は、敷金・礼金やオプション費用が標準またはやや高めとなる場合が少なくありません。
こちらは地主や個人オーナーが「長く住んでほしい」と考えており、入居時にある程度の費用を負担してもらうかわりに、毎月の家賃を抑えるスタイルをとることが多い傾向にあります。
一方で家賃が相場よりやや高い物件では、初期費用が安めに設定されているケースが多い傾向にあります。
具体的には礼金がなかったり、フリーレントキャンペーンがついていたりします。(当社のXROOMS経由の場合は仲介手数料も無料にできる物件が多いです)
これは主に「投資向け物件」で見られる傾向で、月々の家賃収入(レントロール)を重視しているため、初期費用を抑えることで入退去をスムーズにさせたい、というオーナーの意図が働いていることが理由として考えられます。
これはあくまで一例なので、一概には言えませんがもし同棲や結婚などで2〜3年後の引っ越しを想定しているなら、初期費用が安めの投資向け物件が向いている可能性が高いでしょう。
逆に、5〜10年など長期間住む予定がある場合には、多少初期費用が高くても家賃が安い地主物件を検討するほうが、トータルコストを抑えやすいケースがあります。
自分のライフプランを踏まえ、初期費用と月額費用のバランスを見極めるのが賢い選択です
次章では、初期費用を安く抑えるための具体的なコツや交渉術をさらに詳しくご紹介します
5.初期費用を安く抑えるコツ・交渉術
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「初期費用が高すぎて、引っ越しを諦めるかも…」と感じている方もいるのではないでしょうか。
実は、少しの工夫や交渉で数万円~数十万円差がつくこともあります。ここでは、具体的なテクニックをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
5-1. フリーレントやキャンペーン物件を狙う
「少しでも初期費用を安くしたい」という方におすすめなのが、フリーレントやキャンペーンを実施している物件を探すことです。
フリーレント1ヶ月などの特典があると、入居初月の家賃負担を抑えられます。その結果、初期費用の合計額が数十万円単位で変わることもあるため、タイミングを見ながら狙う価値は大いにあるでしょう。
5-2. 複数物件・複数不動産会社で比較検討しよう
仲介する会社によって、同じ物件でも初期費用は大きく変動することがあります。なかでも影響が大きいのが仲介手数料で、会社によっては家賃1ヶ月分以上の差が出る場合も少なくありません。
また、仲介会社が独自にオプションを設定している場合もあるため、この点も比較することで余計な費用を請求されることを避けることができます。
たとえば当社が運営するXROOMSでは、独自のオプション請求することはありません、また最安で仲介手数料0円から手続きができる物件を多く取り扱っているため、適正な価格で物件契約を進められます。
複数の会社に相談することは面倒だと感じるかもしれませんが、不動産会社を比較することで「同じ条件なのにこっちの会社は初期費用が○万円も安かった!」という発見もあるはず。
手間を惜しまず、ぜひ一度比較検討してみましょう。
5-3. 引越しのタイミングを見計らう
実は、引越しのタイミングで初期費用を抑えられるケースも少なくありません。
たとえば閑散期(引っ越し需要が少ないシーズン)や入居時期が迫っている物件は、オーナーや不動産会社も成約を急いでいるため、敷金や礼金、仲介手数料の一部減額などを相談できる可能性があります。
ダメ元でも尋ねてみると、思わぬ好条件が得られるかもしれません。
特に、繁忙期が落ち着く6〜7月頃は比較的条件交渉がしやすい傾向にあります。逆に2〜3月はハイシーズンのため、他の時期よりも強気の条件設定になりがちで、割高になるケースが多いです。
引越し時期に柔軟性があるなら、2〜3月を避け、6〜7月頃を狙ってお引っ越しを検討するのも一つの手段です。
5-4. 申し込み段階で、外せる任意項目費用は除外してもらおう
オプションの費用には任意項目のものもあります。執拗な交渉は心象を悪くするリスクがあるため注意が必要ですが、外せるものは外したいと伝えること自体は可能です。
たとえば「このサービスは本当に利用しないので、任意項目なら外してください」と申し込む段階で声をかけてみると、少しでも初期費用を安くできる場合があります。
ただし、オーナーや不動産会社が必須としている費用については、何度も交渉はせず、無理に外そうとしないほうが良いでしょう。
5-5. 家賃の発生時期を交渉しよう
家賃発生日を調整してもらうのも、有効なコストダウンの手段です。
一般的には即入居物件の場合、申し込みから約2週間後に家賃が発生することが多いですが、これを4週間ほどに延ばせた場合、家賃半月分が浮くことになります。
たとえば家賃10万円の部屋なら、約5万円の費用削減に相当します。
ただし、これは応じてもらえないケースもあり、交渉がうまくいかない場合も少なくないので、家賃発生日を延ばせることを前提に予算を組むのは禁物です。
5-6. 初期費用を分割して払うという選択肢もアリ
「引っ越したいけど、今まとまった貯金がない…」という方には、分割払いを検討してみるのもおすすめ。不動産会社によっては、初期費用の分割払いに対応しているところが増えつつあります。
ちなみに当社が運営するXROOMSでは、3回払いまで金利・手数料0円で初期費用を分割できる仕組みを取り入れています。一部のみ分割にすることも可能なので、無理のない範囲で費用をまかなえるのがメリットです。
高額な初期費用の支払いに悩んでいる方は、ぜひ一度検討してみましょう。
6.【Q&A】よくある質問
「初期費用の内訳や計算方法は理解したけれど、やっぱり細かい疑問が残る…」という方も多いのではないでしょうか。そこで賃貸契約時によく寄せられる質問をまとめてみました。
実際に契約するときに気になるポイントや、見落としがちな盲点をカバーしていますので、ぜひ一通り目を通してみてください。きっと、新生活をスタートする際の不安がぐっと解消されるはずです。
Q1.「敷金と礼金の違いは何ですか?」
A. 敷金は退去時の修繕費などを差し引き、残額があれば返金される可能性がある費用。礼金はオーナーへの謝礼として支払うもので基本的に返ってきません。
Q2.「保証会社を使わずに契約できますか?」
A. 物件やオーナーによっては連帯保証人を立てることで不要とできる場合もありますが、最近は保証会社必須のところがほとんどです。
Q3.「契約時に必要な書類や初期費用の支払方法は?」
A. 身分証明書や収入証明書が一般的です。支払い方法は基本的に銀行振込です。会社によってはクレジットカード払いや分割決済に対応しているところもありますが、それほど多くないため、手持ちのお金が多くない方は事前に確認しておきましょう。
Q4.「初期費用を少しでも安くする具体的な交渉例は?」
A. 仲介手数料・礼金の減額交渉などが代表的です。閑散期なら交渉成功率が上がることもあります。
Q5.「敷金・礼金がゼロの物件は本当に得ですか?」
A. 概ねお得ですが、必ずしも得とは限りません。退去時クリーニング代や補修費が実費になるなど、別の費用がかかる可能性があります。
Q6.「家賃の発生日を遅らせてもらう交渉はどうすればいいですか?」
A. まずは不動産会社に相談しましょう。ただし、必ずしも応じてもらえるわけではないので、前提にした予算組みは危険です。一般的には申込から2週間前後で家賃が発生します。延ばしてもらえても最長申し込みから1ヶ月が限度でしょう。
Q7.「鍵交換費用は絶対に支払う必要がありますか?」
A. 多くの物件でセキュリティ上の理由から必須扱いです。交渉できる場合もありますが、リスクを伴うため慎重に判断しましょう。
Q8.「火災保険は本当に必要ですか?」
A. 賃貸契約ではほぼ必須とされています。火災や水漏れなどのトラブル時に備えるため、オーナー・管理会社から加入を義務付けられているケースがほとんどです。
Q9.「契約後にキャンセルしたら初期費用は返金されますか?」
A. 物件や契約形態によって変わりますが、敷金は一部返金される可能性があるものの、契約締結後は礼金や仲介手数料は返金不可の場合が多いです。契約前にキャンセルポリシーを確認しましょう。
~まとめ~初期費用を賢く計算して、いい物件を選ぼう
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いかがでしたか?
今回は賃貸の初期費用を計算する方法や、抑えるコツを解説してきました。
特に重要なポイントは次の3つ
家賃・管理費をベースにして敷金・礼金・仲介手数料・保証会社費用を割り出す
火災保険や鍵交換費などの“オプション費用”もしっかり計算式に加える
フリーレント、キャンペーン、複数社比較、閑散期狙いなどの工夫で大幅節約も
賃貸の初期費用は、敷金・礼金や仲介手数料、保証会社費用、火災保険料など複数の要素から成り立ちます。
一見わかりにくいかもしれませんが、ひとつひとつの項目を整理し、実際に数値化してみると“何にいくらかかるのか”が明確になり、交渉や予算管理がしやすくなるはずです。
初期費用の計算は下記の式に当てはめていくと、簡単に計算することができます。
下記の計算式に当てはめてみてください
<初期費用概算>
①敷金+礼金+保証会社費用+仲介手数料
②火災保険+鍵交換代+退去時清掃料+室内除菌費用+24サポート+契約事務手数料
③初月家賃(日割)、翌月家賃(1ヶ月分)
合計①+②+③円
そして大切なのは、「最終的にいくら支払うことになるのか」を具体的に把握すること。
物件によっては敷金・礼金ゼロでも退去費用が高かったり、月額費用が安くても初期費用が高めのパターンがあったりと一長一短です。
短期間しか住まないなら、礼金や仲介手数料ゼロ物件を優先する。長期的に住むなら、敷金ありで月額家賃が安い物件を選ぶのも手です。
自分のライフプランや希望条件を踏まえ、賢く比較・交渉しながら“失敗しない物件選び”を実現してください!
初期費用を抑えて引っ越しをするなら【XROOMS Pro】へ
もし「初期費用をもっと安くしたい」「契約の手間を減らしたい」と思われたら、当社の運営するXROOMS Proをぜひご利用ください。
※東京都、神奈川エリアのみ
仲介手数料0円の物件をはじめ、3回払いまで金利手数料0円の分割サービス、業者専用データベースから物件探し放題など、さまざまな独自のサービスを取り揃えています。
専門のスタッフがあなたの条件や希望に合ったお部屋探しを親身にサポートし、スムーズな賃貸契約を実現させていただきます。
よりお得で納得のいく新生活をスタートさせるために、まずはお気軽にお問い合わせください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
(あなたが素敵なお部屋に出会えますように🍀)
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