とうもろこしも神様。特別展『古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン』
子どもの頃に見た、アニメ『アンデス少年ペペロの冒険』。「黄金のコンドルよ~♪」のオープニングソングと、ラストの黄金のとうもろこしエピソードは、なぜか強烈に印象に残っています。特別展『古代メキシコ』。ようやく行くことができました。
とはいえ、今のメキシコっぽいイメージは、大好きな岩本ナオさんの『マロニエ王国の七人の騎士』の動物の国。ここでジャガー王と対面できる期待に、わくわくして出かけました。
アメリカ大陸で、独自に発展した「もう一つの文明」メキシコ。ヨーロッパとはまったくコンタクトがない、アメリカ先住民によってつくられた高度な文明。1万3000年以上前(!?)にアジアから新大陸にわたった狩猟採集民の子孫たちは、16世紀にスペインがやってくるまで栄えていたとのこと。ざっくりいうと、マヤ文明は奈良時代くらいで、インカ・アステカ帝国は鎌倉・室町時代くらい。
展示をたっぷり堪能した後は、お土産を物色。メキシコ展のお土産グッズはものすごく充実しています。いつもながらカタログはすばらしい内容で、文字通り「お値段以上」。マヤ文字のお名前ハンコ考えた人、天才! そして、本当は立体的なメキシコの神様を我が家に召喚したかったのだけれど、売ってなかったのでトラロク神のハガキでお迎えさせていただきます。
開館直後からお昼すぎまで、友人と2人でメキシコ展を堪能した後は、余韻を楽しみつつ、国立国際美術館から徒歩10分くらいの中米料理のお店へ。ランチ時間が終わりそうなのに、常連サラリーマンさんたちで賑わっていて、入口から期待大。
というわけで、堪能しすぎて心もお腹も満足♥幸せ。