青春の理想と現実は、あたり前だけど違います。氷室冴子『アグネス白書』
娘に氷室冴子さんの『クララ白書』を勧めた結果、自分が再度読みたくなって、シリーズを一気読み。懐かしい気分に浸っています。
続編の『アグネス白書』がコバルト文庫で出たのは1982年とか。ちょうど中学生の頃。自分の気持ちを上手く言葉に表現できず、持て余していた思春期をなんとか乗り越えられたのは、氷室冴子さんの作品があったからです。反抗期&中二病の沼の底で、誰にも頼まれないのに勝手にもがいていた私ですが、氷室さんの作品を読むと、現実を少し忘れて楽になれました。
今回、手にしたの