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夕遊の中国旅

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中国大陸とその周辺に関連する本や映画の話題を集めてみました。
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#香港映画

香港、華南が育んだグローバル中国語。『広東語の世界』飯田真紀

香港の映画でおなじみの広東語。中国南部の言葉で、東南アジアやアメリカにわたった華僑たちの…

夕遊
1か月前
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祝!ミシェル・ヨー(楊紫瓊)第80回ゴールデン・グローブ賞

アジアのステキなお姉さまが、ハリウッドで評価されるのはうれしいです。一昨年のクロエ・ジャ…

夕遊
2年前
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黄金時代を支えたスタントマンたち。ドキュメンタリー映画『カンフースタントマン 龍…

お正月そうそう、見なければいけない映画がもりだくさんでうれしい悲鳴。私はコアなアクション…

夕遊
2年前
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愛する気持ちを持ち続ける。『君のいた永遠』香港、1999年。

中国の友だちに、教えてもらった歌番組で聞いた「心動」という歌がすごく素敵でした。せつない…

夕遊
2年前
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絡み合ったケーブルが暗示するもの。映画『最愛の子』香港・中国、2014年。

この映画は、2008年に誘拐された男の子が、3年後に見つかったという実話をもとにしていま…

夕遊
2年前
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年とってもイケオジってすごい。『おじいちゃんはデブゴン』香港・中国、2016年

サモ・ハン・キンポーは有名で、『燃えよデブゴン』も有名ですが、実は、彼の映画は全く見たこ…

夕遊
2年前
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自転車レースの迫力がすごい。映画『疾風 スプリンター』香港・中国、2015年

自転車好きの夫を誘って、最終日に観に行って来ました。大画面で迫力ある自転車レースのシーンと、台湾、香港、そしてヨーロッパのきれいな風景、レースコースに圧倒されました。可能な限り、大きなディスプレイで見ることをおすすめしたい映画です。 もともとの中国語タイトル「破風」はアシストという意味。ラストの試合結果で、その意味がよくわかります。自分は誰かのアシストで、だけど自分も誰かにアシストしてもらっている。そんな自転車レースの魅力を全面に出しています。ラストシーン、サイクリストの主

アンディ・ラウのアクション映画。『バーニング・ダウン 爆発都市』香港・中国、20…

『桃さんのしあわせ』、『花椒の味』など、実力派アンディ・ラウの底力を見せつけるような映画…

夕遊
2年前
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部下たちの名誉回復を誓って。映画『戦場のレクイエム』中国・香港、2007年

もともと、コミカルなお正月映画(賀歳片)を製作する馮小剛(フォン・シャオガン)監督。私が…

夕遊
2年前
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攻められている、小さな国を守る思想。映画『墨攻』日本、中国、韓国、香港、2006年。

小説がすごくおもしろかったので、映画の『墨攻』も見に行きました。どうやら小説ではなく、漫…

夕遊
3年前
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中華圏の三姉妹物語。映画『花椒の味』香港、2019年

ようやく仕事が一区切りついた週末、評判の映画を娘と見に行ってきました。アン・ホイの関わっ…

夕遊
3年前
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香港青春グラフィティ。『I AM JACKIE CHAN 僕はジャッキー・チェン』

香港の映画の歴史を少し知りたくて、読んだジャッキーの自伝です。分厚い本の大部分が、ジャッ…

夕遊
3年前
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つらい現実の中のともし火。映画『桃姐~桃さんのしあわせ』中国・香港、2012年

アン・ホイ(許鞍華)監督の映画。 初めて見ました。ずっと期待していただけあって、とてもよ…

夕遊
4年前
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テレサ・テンが結ぶ縁。映画『ラブソング』香港、1996年

無事、仕事の締切を守り、印刷した書類はポストに投函。 その後は、凝りにこった身体をほぐすべく、行きつけのスーパー銭湯の足つぼでしっかりマッサージをしてもらいました。 今回のマッサージ師さんはおばさま。しかも、今までの人たちとはちょっと違うやり方。今までが点重視の足つぼマッサージだとすると、今回のおばさまは流れ重視というか。そのせいか、施術後の感じもかなり違う感じでした。やっぱりこういうのって、人の数だけ技があるのですね。 さて、久しぶりに自分で晩御飯をつくった後は、久しぶ