料理への思い・・・
高校生の時、進路を大学進学ではなく「料理専門学校」へ行く。と担任の先生に話した時の先生の一言が自分の中で今でも大切に残っています。
「料理は人を楽しませて、お腹も心も満たして笑顔に出来るいい仕事やな」
その時は、その意味をあまり深く考えてもいなかったのですが、料理の世界に入り、経験を積んでいくうちにその言葉の本当の意味を理解できたような気がしました。
勿論そこには、真心を込めてお客さんの笑顔を想像して日々の業務に取り掛かる。あたり前なことだし、人によっては「綺麗事じゃんそんなの!そんなこと思って毎日できるわけがない」って思われたりもするかもしれない。
でも、自分が思うに「人を笑顔にして幸せな気持ちにする。」為には、手間を惜しまず、寝る間も惜しんで努力をしてそれでもゴールは見えないものだと思う。
若い頃の見習い時代とかだと余裕もなく、業務に追われ、心身共に潰されそうになる毎日でしたが・・・。
今となってはその下積みがあってこその、お客さんに来てもらって料理を食べてもらう。そしてその対価としてお代金を頂く。そこから自分たちのお給料を頂いている。という流れになるのだから、先輩たちにしばきまわされて罵倒されていた頃は土台を作るためには大切な時期だったんだなって思う。
今じゃ、いくら職人の世界だって言ってもこのやり方をしてたらパワハラやらモラハラって言われるからこういう風習は少なくはなってきていますけどね(笑)
最近は休みの日や、仕事を終えて帰ってきてから今までのレシピを整理する為にレシピ帳をPC に入力変換してます。勿論PCが壊れてしまったりデータがとんでしまわないようにバックアップもしっかりとっていますが。
最近のPCアプリなどはとても便利で、スマホとデータ共有も出来るからわざわざレシピ帳を持ち歩かなくてもいい。そして、何よりもかさばらないから最高(笑)。
話しは変わりますが、
料理で人を幸せにする=真心を込めた料理を提供する。
が、自分のモットーなので冷凍の点心は使いたくなく、暇を見つけては専門学校時代に苦手だった包子(パオズ)要は、肉まんです。の包み方を練習して、田舎の中国料理の店ではあまりない「手作りの小籠包」をグランドメニュー化に踏み切りました。
中身を仕込むのはそんなに難しくはないものの、皮を仕込むと手早く小分けして伸ばして包まないとすぐに乾燥してしまってカピカピになってしまうので大変でした。
でも慣れてくると、容量も掴めるようになって時間はかかるけども、苦戦することはなくなりました。
包んだものがこちら☆
仕込むときはある程度の量を仕込んで急速冷凍で冷凍して保存するのですが、包みたてを蒸して食べたときは一段と美味しく感じました(笑)
最近の冷凍食品も技術や味の開発も進歩しており、とても美味しくなっているのは事実。でも、そこを業者頼りにして注文してそれをお客さんに提供する。お客さんからしたら、美味しかった~!ってなるかもしれないけれども、やっぱり料理をする者からしたら・・・ただ蒸しただけ。なんですよね!
自分はなぜか手を抜いてるって感じてしまうところがあって自家製でできない料理は出していませんでした。ちっぽけなプライドなんでしょうけどね(笑)
なぜ、上記が過去形の文になっているかっていうと2008年~2013年までの自分が起業していた時のはなしだからです。
なんか、文章能力が低すぎて訳が分からないってなるかもしれませんがド素人なので温かく見守ってやってください(笑)
今現在も某中国料理の会社で料理はバリバリと作っております!
長々と長文読んでいただいた方はありがとうございます。
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