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「音楽はセラピーなのか、サイリウムは人を自由にするのか」クリエイションのための「誤配」

「音楽はセラピーなのか、サイリウムは人を自由にするのか」クリエイションのための「誤配」へようこそ。まったくもって雑文ですので話半分でお読みください。


・ライブアイドルの成長を祝うオタクのリソース

コロナ二年目。緊急事態宣言の真っ最中。20時以降にやってる店も少なく、仕事はたまる一方。レクリエーションのチャンスは減る一方。そんな混迷の現代社会。皆様、ご機嫌いかがでしょうか。

2/23祝日。MANACLE 今泉怜生誕ライブに間に合いました。怜ちゃんいつにも増して楽しそうで何より。自分の仕事のことは帰ってから考えます。って仕事を少し片づけたあと、これを書いてます。

他人の祝い事を素直に祝えるというのは、人類のすごい能力だと思ってます。だって俺、結構仲のいい友達の誕生会だって、もう何年もやってないぜ。俺は近くに家族も恋人もいないので、そこにエネルギーを注ぐリソースがあるだけかもしれませんが。

・クリエイションのための「誤配」

俺「ソロのあの曲よかったね。なんて曲だっけ」
今泉怜「ゴッドノーズ!」
俺「ゴッドマーズ?!」おじさんの知識の引き出しったらもう。80年代アニメの六神合体しか思いつかないの。正解は涼宮ハルヒの曲でした。


ライブアイドルの醍醐味の一つにアイドルメンバーさんと会話ができることというのがあるのですが、そのへんの商業的機能の話はおいておいて、対話では一定の会話の行き違いが起きることがあります。

これを哲学では「誤配」なんて読んだりするのですが、哲学はちょっとしたインテリの言葉遊びも含めて楽しむものなのでご勘弁いただくとして(笑)、自分の生活圏の外の人と会話することで得られる着想みたいなことが楽しい。

それは好きな食べ物一つでもよくて、「福井県の子の好物がマグロ」みたいなことが脳内に強制的にメモリーされていくのが面白いったらない(笑)。そうか福井県って日本海沿いだったっけとか。

僕が大好きな東浩紀さんが「コミュニケーションにおいて誤配が大事」だと繰り返し言っております。本来の意図からずれていくことで得られるものがクリエーションの源だと。僕も年を追うごとに、この言葉に同意するようになりました。

若いころは効率性重視が善みたいに思ってたのですが(笑)。具体的には仕事で要件のみの会議を行うと、短期的な効率性は優先できた気になりますが、ちょっとしたアイデアレベルの雑談が抜け落ちてしまう。外部の企画屋の人とお話しすると「雑談で他人の反応を得たり、他人の雑情報をもらえることが大事」って言っておられました。同感です。


・音楽はセラピーなのか

共演のキスエクも、やっぱりいいなぁと心躍りながらも振り付けがわからなくて振りコピで沸けないオタクをやってきました。声は出せないけどせめて身体で沸きたい。

やっぱりライブハウスの音の振動は心地よくて、音楽はいいセラピーになってます。音楽療法がどれだけ効果的か。科学的根拠は専門家ではないので、さっぱりわかりませんが、ある種の神経症に対しての、身体的、精神的効果は感じています。
わたくし、仕事で緊張と不安が続くと交感神経と副交感神経のバランスがぶっ壊れることしばしばの人間ですが、音楽が緊張をほぐしてくれる。「仕事でどうかなっても死にはしねーよ」と思える程度に回復します(笑)。


・サイリウムは人を自由にするのか

一つ気が付いたどうでもいいことですが、「人は手にサイリウムを持ってると沸きやすい」。サイリウムによって操られてるんだという感覚になると人間気が楽です。「棒を持ったら振るでしょ」という少年時代のエモーショナルな思い出かもしれません(笑)。

ライブアイドルのダンスが近年ハイレベルになるにつれて、オタクの振りコピ力が追いつかないみたいなことはあるんですが、サイリウムは人を自由にしてくれます。一糸乱れぬ必要がないからですね。
とはいえサイリウムが一般的でないライブアイドルも結構多いので、気を使いつつってことなのかしら。

話をまとめますと、神経がすり減ったらライブで体を振動させて体をほぐそう。サイリウムをもって自由になろうぜ。ってことです、ってどんなまとめだ(笑)。

混迷の現代社会で心をすり減らしてる人は音楽療法らへん時間があったら読んでみてもよいかもよ。↓


↓ゲンロン戦記はすごく読みやすいですし東浩紀ファンには必読の書ですな。東浩紀さんがひたすら失敗し続けてます。ご本人曰く、ツイッター炎上なんか気にならなくなるほどの失敗です。「SNSでバズってもお金にならないし、批判されても借金は増えない」という言葉が真に迫ってきます。あと経営に向いてない経営者の失敗から学べる教本的効果も見込めます。


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