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【日々成長】7つの習慣の「主体的である」をようやく理解しはじめました。これメンタルヘルスケアの観点でも重要です。

それに対して主体的な人の変化のパラダイムは、「インサイド・アウト(内から外へ)」である。自分自身が変わる、自分の内面にあるものを変えることで、外にあるものを良くしていくという考え方だ。(スティーブン・R・コヴィー)

『完訳 7つの習慣』というのを持っておりまして。買ったのはずいぶん前ですが、しっかり読めてはおらず放置しておりました。今ここぞとばかりに仕事に行き詰まりがありましたので読み返してみますと、非常に心に刺さるものがありましたので紹介させていただきます。

当時このスティーブン・R・コヴィー博士の『7つの習慣』。非常に良いと評判だったので読んでみたのですけれども当時はですね、正直いいまして自分は未熟であったと思います。

正論っぽいことは書いてあるけれど刺激はそれほどでもなく。途中で読むのをやめて、もっと刺激的で、もっと手っ取り早く成功に近づける甘い言葉の書かれてあるビジネス本に移ってしまいました。今振り返ればそれこそがもう自分の頭がおかしくなっちゃってた証拠で。20代後半から30代にかけてはほとんど依存症のようにジャンクで刺激的な成功法則を探して読んでた時期です。

『7つの習慣』の何が評判が良いかというと、ものすごく本質的かつ原則について語られております。それだけに概念的な抽象的な部分もありますし、なかなか読みづらいところもある。集中力がないとなかなか読み進められないボリューム感もあります。正論ではあるけど取り組めないみたいな声も聞かれます。

ただですね、真っ当な本には真っ当なことがしっかりと綴られているものだなというふうに感じます。

完訳版っていうのはそもそも何なのかって言いますと副題に書かれている「人格主義の回復」というところがキーワードです。『7つの習慣』という本の中でもテクニックについて書かれているのですが最も重要なのは人格形成であることを強調されています。

『7つの習慣』に関して申しますと実際にビジネスであったり何かしら集団活動、集団行動において何かしら行き詰まりを感じている時点において読むべき本なのかなと感じてます。と言いますのも問題に直面する前から読んでもあんまり実感ってのは湧いてこないですよ。

第1の習慣「主体的である」ということなんかも言葉にすればまぁ当たり前と言えば当たり前。特に引っ掛かりがない言葉に見えてしまうんですが実際これはリアクティブ(反応的)な思考になってしまっている人間にこそドキリとさせられる。自分を取り巻く環境において常に受け身になってしまっている人こそ読み返さなきゃいけないチャプターです。

会社なりそれなりの組織におりますと不条理な状況において意思決定が二転三転したり、自分でコントロールできない部分というのが生まれてきます。そうなると非常にストレスフルになってきますし、それによってパッシブなつまり消極的な反射でしか動けない人間になってしまうって事はあるんですね。よくあることだと思います。

ただはっきり言ってしまうとそんな状態を続けているとおそらくメンタルも壊れていきますね。そんな時にそんなあなたにこそ読んでいただきたいのが第1の習慣「主体的である」と言うことです。
まぁ要約しますとあなたの主体性を取り戻そうということです。選択肢を見つけて選ぶということです。ひたすらに反射的な人間になってしまうと、はっきりって人格崩壊します。くれぐれもお気をつけ下さい。

詳細はぜひ本書を読んでいただければと思います。それではまた次回お会いしましょう。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復


参考図書
スティーブン・R・コヴィー『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』キングベアー出版

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