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岩倉を散策してきました
前回と同じ日の話↓
11月30日
おっさんと前回に引き続き、京都市左京区岩倉周辺を歩いていきます。
不動の滝(妙見の滝)
「この近くに滝があるみたいなので行きませんか?」
と提案されたので行ってみることにしました。
北山病院を通り過ぎて、辿り着いたのがこちらの不動の滝(妙見の滝)。
左に妙見菩薩、右に不動明王が祀られています。
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滝と言われると水流が激しい感じの滝を想像していたので、若干困惑しました。汗
近くの解説によるとこの滝は、古くから大雲寺で心の病が良くなるように加持祈祷を受ける人たちの垢離場であり、滝に打たせると元気になるという言い伝えがあるそうです。
それを聞いて全国から人々が集まったので、人々の滞在を引き受ける籠屋(のちに保養所)が出来て、その内の1つが北山病院に発展したそうです。
また明治以前は滝の背後の山腹に、朝日妙見が祀られていて妙見信仰の滝行場でもありました。
閼伽井堂
滝の近くには閼伽井堂。
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智弁僧正が霊水を求めて密教の秘法を修められたとされる伝説と、大雲寺文慶上人の夢に跋難陀龍王が現れてお告げを元に大地をさすると霊水が湧き出したという故事があるそうです。
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また干ばつにも降雨にも増減しない「不増不減の水」と称され古くから霊水として崇められ、特に心の病・眼の病には霊験があると言い伝えられているそうです。
手水鉢
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お堂の屋根瓦には龍ですかね。
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お堂の中の彫刻も龍かな。
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近くにあった看板。源氏物語ゆかりの地の看板って色んな所にありますね。
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三面石仏
次の目的地へと、歩いていると三面石仏がありました。
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万里小路中納言藤房卿髪塔
石仏の右隣には万里小路中納言藤房卿髪塔があります。
ちなみにその右には大雲寺の入口があります
万里小路藤房と聞くと誰だか分からなかったのですが、後々ネットで調べてみると藤原藤房の事なんですね。
藤原藤房は後醍醐天皇に側近の公卿として仕え元弘の変では倒幕運動に参加し遠流されました。それから建武の新政では復帰し要職を担いましたが新政府に対して失望し出家します。
大雲寺にて出家をしたので、ここに遺髪塚があるみたいです。
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大雲寺の入口の由緒書き。
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次回に続きます。
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