『就職活動のためにイオンの就労移行支援事業所に見学へ行った』
就職活動を始めた
最近、体調も良くなり、精神的にも安定しているとは言わないが波が穏やかになった気がする。
電車にも乗れるようになったり、1人で外に出る事もできるようきなった。
まだ、人と話す時は怖いし声が上手く出ない。
パニックになってしまってうずくまってしまう事もあるし、体調が悪く体を動かせない日もある。
だが、なんとか日常生活を送れるくらいにまでは回復したのではないかと思う。
精神科に通う事も慣れてきて、先生に伝えたい事を伝えられるようになった。
薬を沢山飲んでしまう事もなくなったし、薬がなくても自分を保てるようになった。
私は仕事に就くなら今だと思っている。
就労移行支援と就労継続支援の違い
就労移行支援と就労継続支援A型・B型はいずれも障害者の就労を支援するサービス。
しかし、目的や対象、雇用契約、工賃(賃金)の有無などがそれぞれに違いがある。
就職継続支援については前に記事にしているので、詳しくは↓下を読んでください。
就労移行支援とは
原則24カ月(2年)の期間、ご利用できる。
・障がい(病気)を抱えて働くことに不安がある。
・仕事が長続きしない
・一人での就職活動に不安がある
・社会的に自立したい
就職した後のフォロー(相談相手)が欲しい
そんな悩みを持った企業等で働きたい障害のある方に対して、働くために必要な知識と能力を高める場所。
企業等への就職を希望する18歳以上65歳未満の障害や難病のある方がご利用できる。
利用料金について
利用されている9割以上の方は、利用料金を負担することなく無料で利用している。
私も利用料金は無料で利用している。
サービスの流れ
《相談》
就職に関する悩みなどを相談できる。
《見学・体験》
どのような施設・雰囲気で、プログラムが行われているかなど見学できる。
《登録(申請)》
お住まいの市区町村窓口にて障害福祉サービスの支給申請手続きを行う。
《訓練・就労準備》
豊富なプログラムを用いて就労スキルの向上を目指す。
《就労活動支援》
求人検索・面接同行・職場実習などを通じて就職活動を支援。
《就労決定》
希望先の企業に就労が決定したら新たなキャラリアのスタート。
《定着支援》
定期的な面談などを行い、安定して働けるようにサポート。
見学・体験に行った感想
就労移行支援所の雰囲気
私が行った就労移行支援事業所は、イオンの中の人通りの少ない所にあった。
通うとなるとその方が助かるのでいいなと思った。
支援員さんの印象
私の見学・体験を担当してくれた人は、とても学校の先生みたいな優しい人だった。
言葉、口調がとても優しく私が上手く話せなくても笑顔で話すのを待ってくれていた。
とても印象的だったのは、就職をサポートした利用者さんの話を楽しそうにしてくれた事。
「就職した利用者さんが映画が好きで映画館に就職したんですけど、月に何回か無料で映画を見れるそうでそれが嬉しそうでした!
でも、感想文を書かなくちゃいけないのがめんどいって言ってました笑」
と話してくれた。
他にも就職していった利用者さんの話をたくさんしてくれた。
訓練内容的に接客業のイメージが強かったが、事務職やオフィスワーク業務へ就労する利用者さんも多くいるらしい。
自分もこんな仕事に就ける可能性があるのかと視野が広がった。
なんといってもこの支援員さんはこんなにも利用者さんの事を見てるんだなと感動した。
訓練の体験をした感想
私はその日は、SST(社会生活技能訓練)というものを体験した。
【SST(社会生活技能訓練)】
ソーシャルスキル・トレーニング(SST:Social Skills Trainingの略)
社会(ソーシャル)の中で暮らしていくためのスキルのことをいう。
SST(ソーシャルスキル・トレーニング)では、社会で人と関わるときに生じる挨拶や人に何かをお願いしたり断ったりするなどのコミュニケーション、毎日歯を磨く、決まった時間に薬を飲むなどの日常生活を営む上での生活スキルなどを扱うこともある。
ソーシャルスキルをトレーニング(訓練)することで「出来ること」を増やして、より生活しやすくなることを目的としている。
トレーニングの過程ではロールプレイを行い、自分ひとりで考えるのではなく、グループワーク形式をとり、参加メンバーで意見を出しあいながら進めることが多いというのも大きな特徴。
いきなり、集団行動というのは厳しいので私は見ているだけだったが利用者さん達はみんな自分なりの意見を堂々とみんなに話していた。
私もこんな風に自分の考えを上手く人前で話せるようになりたいなと思った。
登録(申請)完了まで体験をする
私は、これから登録(申請)を進めながらいろいろな訓練を体験していく事になる。
最初は曜日などを決めずに好きな訓練を選んで好きな時間に通っていいらしい。
だんだんと慣れてきたら、決まった曜日・時間に通えるようにする。
具合が悪くなったら途中で訓練を抜け、別室の休憩所で休んでもいいらしい。
不安もたくさんあるが、支援員さん達の雰囲気もとてもいいしなんといっても利用者さんみんなが就職したいという強い意志を持って頑張っているのがわかる。
私も自分なりのペースで頑張りたいと思った。
これからも就労移行支援事業所を利用して就職までの体験を記事にしていきたいと思います。
読んで頂きありがとうございます。
また、読んで頂けると嬉しいです!