『入眠時幻覚〜夢と現実の混同による人間関係の影響〜』
私の睡眠障害
私は精神科に行き、自閉症スペクトラムと診断されるきっかけになった睡眠障害がある。
精神科に行く前に私は睡眠外科に行っていた。
睡眠外科に行く事になった理由は2つ。
入眠時や出眠時の幻覚症状や昼間の強い眠気、夢と現実の区別が難しいなどの症状。
その症状がナルコレプシーに当てはまると思った事が1つ目の理由だ。
2つ目は、学校に通うことが難しくなり不登校になっていた事。
今は前よりうまく向き合えるようになり、自分で対策などができるようになったものもある。
入眠時幻覚とは
入眠後すぐに幻覚を見る症状で、通常の夢よりリアルで生々しく、時に恐怖感も伴う。
繰り返し幻覚を見ることが特徴で、同じ幻覚や幻聴が何度も現れる。
症状が続くと、だんだんと現実なのか幻覚なのか判断ができなくなり、日中にも幻覚や幻聴が現れる。
入眠時幻覚の症状
私は小さい頃から同じ夢を何回も見る。
それは足元に誰かがずっと座ってる夢。
その子が誰なのか確認しようとすると誰かわからない大きな人間のようなものに殺される。
それを朝まで何十回と繰り返す夢をよく見る。
長くこの夢を見てるので時にこれは夢だと自覚し、夢から覚めようとする事もある。
でも、覚めたと思ってもまた夢の続き。
この夢はとてもリアルで触感、運動感覚などの五感を伴うことも多く、音が聞こえる事もある。
とても現実のようで寝ていた時の夢の出来事をいつしか現実だと思うようになった。
私は夢で友達や家族と話した内容をあたかも現実で話したかのように過ごしてしまったり。
夢で言われた事を現実で言われたと勘違いしてしまう事もあった。
そのため、勝手に悪口を友達に言われたと思い込んでしまうこともあった。
私はいつしか夢での出来事と現実の出来事の差がわからなくなりそれが人間関係に影響するようになった。
入眠時幻覚の原因と改善方法
原因などは調べてみたがわかってない事が多いみたいだ。
なのでここからは、私の考える原因と改善方法を書いてみる。
私は睡眠外科に通っていた中学生の時と現在、入眠時幻覚にとても差がある。
その原因は私にははっきりわかる。
中学生の頃見る夢には現実的な物が多かった。
学校での夢や家での夢、友達と話したり家族と話したりする夢が多かった。
現在は非現実的な夢を見る事が多い。
これは夢だとわかるようなそんな夢が多い。
私は原因は強いストレスだと思っている。
中学生の頃は、学校でのいじめや家での家族の問題。
私は自分のストレスを話せる人もいなかった。
私は寝る事でストレスを発散していた。
今でもそれは変わらず、10時間以上寝ないと体調に影響してしまう。
そして、中学生の頃の私は夢から起きたくない、ずっとこのまま何も考えなくていい夢の中にいたい。
強く毎日そう思うようになっていた。
その思いが睡眠にとても影響していたと思う。
睡眠以外に楽しみや自分の体をストレスから守る方法を知らない私は睡眠に依存していた。
それが強い入眠時幻覚の原因になっていたと私は考えている。
現在夢は非現実的な物で、悪夢みたいな物が多いが夢と現実がわからなくなってしまうようなことは無い。
現在もストレスが原因な事には変わりない。
だが、現在の私は中学生の頃のように悩みを話せる人がいなかったり、睡眠以外のストレス発散方法を知らない自分ではない。
家族に悩みを話せるようになり、母は私が頼れる強い味方だ。
絵を描いたり、音楽を聴いたり、睡眠以外の楽しみを見つけることもできた。
私は睡眠障害については日々の強いストレスとどう向き合っていけるかが良い改善方法だと思っている。