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WataL
2019年11月13日 10:29
両の手を塞いでしまえば愛のこと考えざるを得ない大きさのぞきこむその人が二卵性になる夜なら月が浮かぶだけの歌ゆるくたつ逆さまにゆめのとりがくるしらなみ僕らがゼリーと呼んで砂の上書いたものからさらわれて残照とあつい信頼を見るしたいだけの燃えているだけの蝋燭もその静寂の白い粘りけいくつかの種を真綿に並べ置きひと粒がミルク紅茶に沈むみずうみの映しを期待とふれ回りその二度ともを澄み渡