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【マガジン】毎日1000字執筆

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毎日更新。1,000字以上を目安として何か文章を執筆します。論文のような論証あるいは推論の構造が含まれる長い文章を書くための予備的な訓練としていますが、ポエムや屁理屈で終わるもの…
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2024年1月の記事一覧

複式簿記の実用性

複式簿記のシステムは15世紀のイタリアで数学者ルカ・パチョーリの手によって定式化された。そ…

ふかくさ
9か月前
3

財産法と損益法

商人が一定の期間(今期)の間にいくら儲けたか? これを割り出すのに2つのやり方がある。ひ…

ふかくさ
9か月前
1

1月の米国株 American Stocks in Jan.

私の金融資産はほぼすべて米国株である。いわゆる「全力」というやつに近い。ハッキリ言って大…

ふかくさ
9か月前
3

マイレボリューション My Industrial Revolution

2023年後半は私の人生にとって、生まれて初めての出来事が何件も起こった。そして繰り返し述べ…

ふかくさ
9か月前
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日記・哲学道場第243回例会「天然知能・人工知能・天然意識・人工意識に関する概念分…

本日は哲学サークルの第243回例会であった。 行きは哲学道場上席研究員の谷口一平と一緒に新…

ふかくさ
10か月前
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いずれは書籍を執筆したいけれど…… I wanna a book-author but ...

自分の人生の中で願望としてはなにかの分野の著者あるいは権威 author として人々から認められ…

ふかくさ
10か月前
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今何をやろうとしてたんだっけ? Uh, what I'd intend to do?

複数の方面から短時間にタスクを要求されたり、緊急のタスクをこなした後に改めて次のタスクを思い出そうとするとき、よく「何をやろうとしていたか?」と私は独り言を言う。 タスクはひとつずつこなすしかない。なぜならば、2024年現在のテクノロジーでは身体はひとつしかないし、利き手は一本しかないし、注意を複数のところ、特に遠く離れた2つの箇所に分配 split する手段はないからである。また、私自身がピアノを弾くように複雑な作業をひとつの全体として捉えることにまだまだ慣れていない側面

情緒と分析の伴走 running with both emotions & analysis

上記の記事では、自分は自分自身の情緒が自覚しにくいため、外面的な振る舞いから逆推(ぎゃく…

ふかくさ
10か月前
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暴力と名誉 violence & dignity

一神教の倫理でたまに「隣人を愛しなさい」とか「あなたの敵を愛しなさい」などという教説をみ…

ふかくさ
10か月前
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〝エスキモーに氷〟

人間というのは、何を手間に感じるかわからない。例えば「PDFをダウンロード」が理解できない…

ふかくさ
10か月前
1

日本列島のリッチな立地

飽くまで後知恵といえばそうなのだが、日本列島は他の世界諸国と比較して有利な位置にあった。…

ふかくさ
10か月前
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愛用品 useful goods

私が個人的に生活に役立てているグッズを今回は紹介してみよう。以前に紹介したものと重複する…

ふかくさ
10か月前
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帝王學II the Emperor Time

大学で学んだことのひとつに、ドイツの古典哲学者ヘーゲルの教説がある。彼は暗号のような書き…

ふかくさ
10か月前
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CSVとExcel

会社では経理の仕事をしている。経理と言っても様々だが、大きな会社であるから、比較的余裕がある。というのも、私自身は経理全体のごく一部の業務を担当しているだけで、子会社と親会社の勘定をまとめる連結決算のような主力チームにいるわけではないからである。 経理の仕事のひとつに税務署あるいは国税庁との関わりがある。当部署の係長は毎年、各部署から上がってきたデータを集めて一定の書式に則ったかたちで国税庁に提出する業務を担当している。しかし、国税庁は電子化を進めており、CSVという形式