国内No.1を目指すエンタメ経済メディアの「多様性」を表現したロゴ/サイトデザインができるまで
IPテックスタートアップWunderbar(ヴンダーバー)が2023年11月にリリースしたエンタメ経済メディア『IP mag(アイピー・マグ)』。
エンタメIPにおいて国内No.1を目指すメディアのロゴやサイトはどのように制作されたのでしょうか。
今回はメディアのリリースの背景から、ロゴ/サイトデザインのポイントまで詳しく解説します。
これからメディアを立ち上げようとしている方は特に要チェックです。
『IP mag』とは
『IP mag(アイピー・マグ)』とはWunderbarが運営する、IP(知的財産)の可能性を広げるエンタメ・経済メディアです。アニメ/タレント/音楽などのエンタメIPに関するナレッジ・トレンドをわかりやすく発信しているほか、有名タレント・業界のプロへのインタビューも掲載しています。
掲載記事は、大きく5つのカテゴリに分けられています。
【学ぶ】
IPに関する基本的な知識やIPに関わる法律をわかりやすく解説しています。
【活用する】
具体的な事例を用いながら、IP活用について詳しく解説しています。
【インタビュー】
IP業界のプロやエンターテイナーのインタビューを掲載しています。
【リサーチ】
市場調査の結果やIP業界動向などの情報を掲載しています。
【トレンド】
エンタメIPに関する最新のニュースをお届けしています。
IPをもっと身近に。リリースの背景
WunderbarはIPを主軸に事業を展開しています。特に主要事業のIPマーケティング包括支援サービス『Skettt(スケット)』では多くの企業にIPの活用機会を提供しており、運営元としてもIPの可能性を強く感じています。
しかし、IPは法律的なイメージもあり、一般的にとっつきにくいと感じられてしまう領域でもあります。
そこで、IPの知識・ビジネスを楽しく理解できる場を提供したいという想いで、日本初のテンタメIPに特化したWebメディアを立ち上げることになりました。
ロゴ/サイトデザイン完成までの道のり
デザインを考えはじめる段階では、まだメディアの名前が決まっていませんでした。そこで、ロゴよりも先にサイトのデザインに着手することになりました。
まず、はじめにサイトのイメージを落とし込んだムードボードをもとに複数のデザインを考案しました。そして、話し合いを進めながらより理想的なデザインに近づけていきました。
実は、最初に出た案は現状のものと全く違う雰囲気のものでした。幾度もの議論の末、満場一致で今の納得するデザインに仕上がりました。
多様性と今後の可能性を表現。ロゴに込めた想い
日本ではマンガやアニメをはじめ、日々新しいIPが生まれ、大きな成長を遂げています。『IP mag』のロゴ内に使用されている5色のポイントカラーは、そんなIPの多様性と今後の可能性を表現しています。
サイトデザインにおける4つのポイント
サイトを構成する要素には一つひとつ明確な意図があります。ここでは、サイトデザインにおける4つの工夫をご紹介します。
①ポップなトーン
『IP mag』のリリースの根底には、楽しく学んでもらいたいという想いがあります。そこで、読者にIPをより身近に感じてもらえるよう、サイト全体をポップな印象に仕上げました。
②カラフルな色使いと多種多様な図形
IPには、音楽、映画、アニメ、漫画、ゲームのようにいろいろなコンテンツが含まれます。そして、それぞれの活用方法もさまざまです。そんなIP自体の多様性や活用の幅を、トップページのカラフルな色使いと多種類の図形で表現しています。
③トップページは賑やかに、記事のページはシンプルに
多様性のイメージからトップページにはカラフルな装飾を用いつつ、記事のページはシンプルなデザインを採用しました。記事ページでは、読者の目線を散らすことなく、内容に集中しやすい環境を整えました。
④方眼の背景デザイン
ベースに白を引いたサイトは余白が目立ちやすく、寂しい印象になってしまいがちです。多種類の図形を並べても、統一感が出にくくなります。そこで、図形の統一感を持たせるとともに、空間的な奥行きを出すことで主役のIPが前面に出る方法を模索しました。結果、『IP mag』というベースの上で情報発信を行い、そこからIPの可能性が広がっていくようなイメージで、方眼のデザインを採用しました。
「多様性」のあるロゴ/サイトデザインで意識したこと byデザイナー
ここからは、ロゴとサイトをデザインするうえで大変だったことや心がけたことについてデザイナーに語ってもらいます。
大変だったこと
ロゴやサイトのデザインの制作経験はありましたが、これまではある程度デザインのパーツが決まっているところから介入することが多かったんです。
しかし、今回は上流工程から関わらせてもらったので、デザインを構成する個々のパーツ自体が何のために存在しているのかも含めて、一つひとつ考えながら作っていく必要がありました。特に、サイトのトーン&マナーを考えるのが大変でした。
デザインするときに心がけたこと
・細かなコミュニケーション
細かくコミュニケーションをとることは何よりも大事です。形になっていくにつれ、意見も出やすくなっていくので、こまめに確認をとりながらメンバーが納得できるポイントを探っていきました。
・参考になりそうなものにはたくさん触れること
自分の引き出しを増やすためにも、いろいろなものに触れるようにしていました。Webサイトに限らず、街中の広告や美術館の展示など、何かヒントになりそうなものをちょっとずつ取り入れていく時間も大切だと思います。
・統一感のあるアイキャッチ
『IP mag』のアイキャッチは統一感を保てるように意識しながらデザインしています。これは、もちろんブランディングのためでもありますが、制作の効率化のためでもあります。デザインが統一されていれば言語化しやすくなるので、自分以外のデザイナーが制作する場合でもスムーズに依頼することができます。
国内No.1のエンタメIPメディアを目指して
「世界のIPコンテンツ売上ランキング」のTOP25に10もの国内コンテンツがランクインするほど、日本のIPは世界中から注目されています。
そんな日本で、『IP mag』は国内No.1のエンタメIPメディアを目指します。
IPをより身近に。そして、IP活用の可能性を広げることを目標に、ひとりでも多くの人に情報をお届けできるよう努めます。
▼掲載記事の例
『IP mag』を活用してエンタメIPのトレンドを追いかけよう
『IP mag』は公式のSNSを運用しています。IPに関する最新情報を受け取りたい方はぜひチェックしてみてください。
▼公式X
https://twitter.com/IP_mag_media
▼公式Facebook
https://www.facebook.com/IP.mag.media?locale=ja_JP
今回はエンタメ経済メディア『IP mag』のロゴ/サイトデザインについて深掘りしてみました。
IPをより身近に。IPの可能性をより大きく。
『IP mag』では、今後も楽しく学んでいただけるコンテンツを提供いたしますので、乞うご期待ください。
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