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温故知新。未来へ新しい理想の体制を歴史から学ぶ。王政復古や尊王攘夷。幕藩体制とアメリカ合衆国やグレートブリテイン・フランス共和国などなど

皆さん宙唄です。

光と風から寒さの深まりを感じる時、地球の自転、太陽の距離と現実があることへの奇跡を感じます。

また連日、アゼルバイジャン、大韓民国の飛行機墜落事故の報を受け、飛行機を多く活用して生活している身としてとても人事に感じられず、ただ遺族と家族の心と魂の平安があることを祈ると共に、その原因究明と未来へ事故という概念が人類から消え、地球人類が人為的な因果から解放していく未来を願っております。

GoogleのWillowなどの量子AI技術が更なる飛躍を遂げて、多元宇宙から気候変動や自然災害にも連動する社会システムが現実化していく事と、それに各国政府や民間、民衆が適合、連動することを重ねて変容していく。

我々が生きている時代は、大航海時代、産業革命や、世界大戦以上に途轍もない大変容、パラダイムシフトを迎えようとしているようにすら感じます。

貨幣経済が誕生して、産業革命から続く「資本主義」。

資本家によってその「利権」という枠組みが形成され、巷でDSと呼ばれるような「グローバリズム」を先導してきた人々に利権や権力、富が集中して
それを軍事力によって形成された軍事政権と資本家、そして主に女性を中心とした民衆を統率する宗教の「資本」「軍事警察及び政治」「宗教」が連動して作られた、18世紀後半から250年程たった、この地球人類の「西暦2024年」は形成されています。

農耕革命、宗教の誕生、新しい技術革新や概念が人類社会に汎化した時、人類はパラダイムシフトを迎えてきました。

日本語にはパラダイムシフトに適合した言葉が存在していません。
正直パラダイムシフトとシンギュラリティは相互作用していて、多元性という意味では「正義と悪と神」という地球人類の根底的思想、意味に関与しているとも言えます。

『貨幣経済』

地獄の沙汰も金次第。

物質世界における所有欲、力こそここまでの社会における最大権力であり、20世紀はマスメディアと言われる巨大な通信情報の時代でした。

「東西冷戦」

新聞や映画、テレビを活用したポピュリズムは、インターネットスマホ革命が続いた今も、形を変えた状態で続いています。

地球人類が情報を元に思考して行動選択をする。総体で考えた時、人類は思っている以上に情報処理能力自体は高くない事を露呈しています。

むしろ「間違える」能力こそが人間の最大の武器であり、その誤差から学習する強化学習はAIやロボット技術の発展に大きく寄与しています。

我々人類の生きる意味を、創造主の意図から捉えたとき、
アダムとイヴ、宇宙や地球の誕生からの因果律の中でどんな誤差や奇跡が生まれるのか?宇宙は創造主の実験室のようなものであり、我々人類は三次元的には80億人全てで一つのユニットでしょうし、時空で捉えた時には地球生命全てで一つの地球惑星家族のようなものなのでしょう。
プレートニクスはまさに地球という丸い惑星が一つの生命体であるように動いている事を証明しています。

そんな長い生命の旅を地球人類の中で、この250年の歴史にフォーカスを当てるとすると、我々日本人の祖先は「江戸時代」に存在していた事になります。

江戸時代は徳川幕府による幕藩体制による封建制度による社会が運営されていました。幕府とは天皇から征夷大将軍の勅命を受けたものが開く政庁のことであり、現代で言えば、国連で言うところのニューヨーク、日本国でいうところの「永田町」のようなもの。

江戸時代当時、徳川幕府は鎖国政策を行なっていました。
その最大の要因はキリスト教「カトリック」の布教阻止にあった様です。

そもそも大航海時代、カトリックはマルチンルターの宗教改革により、プロテスタントの台頭で追いやられていたために、植民地を探して布教先を求めて積極的に若く熱意のある宣教師を国策として出国させて行った経緯があります。

江戸時代、日本列島にて交易が許可されていたのは長崎県の平戸及び出島にて、主にオランダ人と一部ポルトガル人のみでした。

そんな江戸幕府の幕藩体制は現代のどの国に近いものなのか?
実はアメリカ合衆国に近いものだったのではないか?と一旦捉えてみています。
アメリカは州ごとに法律が違いますが大統領の権限は絶大であり、州ごとの総意の集合体として選挙人が大統領を選任する。

現代における大将軍の様なものが「トランプ大統領」とも言えるのではないでしょうか?

江戸時代、幕末の偉人として「吉田松陰」は「明治維新」と切り離そうとしても切り離せない「そもそも」の因果を作った人であったと捉えています。

尊王攘夷、大政奉還、王政復古の大号令

吉田松陰は20代前半に、脱藩して老人になってまで日本全国を旅してその目で見識を深めています。

そしてロシア船やペリーの黒船に乗り込もうとしました。
それはたとえその身が朽ち果てても、

『3000年先の子孫まで続くであろう大変な皇国の一大変容を自らの命を懸けて未来を守ろう』

という意識があったからです。

これからを志す未来の世界を切り開く若者たちは、まず吉田松陰先生の志に触れることから始める事をお勧めします。

彼の生き様こそ、「明倫館」「松下村塾」の魂そのものであり、その魂の震え、共鳴こそが、次世代の社会を動かす原動力となっていきました。

彼は安政の大獄によって処刑されましたが、仮に江戸幕府、将軍が彼を処刑することの無く彼の意を真意を聞き、汲んでいたとしたならば、さらに多くの人々が彼から学ぶ時を、もしかしたらアメリカ合衆国の様な或いはイギリスの様な対等な国際関係を築けていたのかも知れません。

いずれにしても、吉田松陰なきあと、尊王攘夷と討幕は完成して下級藩士であった長州藩士たちが中心となり明治政府は樹立されます。

ただし、大政奉還した側の幕府側にも意図がありました。本来は尊王攘夷派の各藩との衝突を避けて国体を維持する目的で、王政復古したのちにも欧米との交渉を主体的に行える体制、国体を存続させていくものでした。

しかし大政奉還後、倒幕派により、鳥羽伏見の戦い、戊辰戦争へと向かいます。

その流れの中で、明治政府は1871年に廃藩置県を行い、幕藩体制を終焉させ明治天皇を中心とした絶対的中央集権制度を樹立していきます。

それはつまり、鎖国によって交易を阻害されて布教活動を行えなかった江戸幕府体制を崩壊させて、開国して自由に日本人社会の中に海外の文化や宗教、教育を紛れ込ませるための欧米のグローバリズムにとって望んだ形になりました。

日本の江戸幕府、廃藩置県制度は、
神事を行う日本の国体としての天皇と、摂政として国事を扱う幕府の相互関係にありました。
共和制民主主義では民意により選任される国の代表としての大統領とまた民意の総体としての国会が選任する首相を分けている近代国家が散見されますが、

意味じくも、江戸時代までの日本は天皇と幕府の体制によってそれを実現していました。

絶対的中央集権による、しかも軍部による権力支配の暴走は最後は第二次世界大戦という因果を産み地球人類最大の禍根を残す結果となりました。

最近、共和制(republic)について思うことがあります。

日本人は共和制に移行した事がありません。
それが良いとか悪いとかではなく、ただ史実です。

動画配信で人気の2ちゃんねるや、ドゥワンゴの創業メンバーのひろゆきさんなんかは、フランス共和国在住だったと記憶しています。

我々が日本国で生きるための現行憲法はGHQ統治下で作成されたものです。

象徴君主制で三権分立と国民主権が明記されてはいるが、
その国民主権の内容は、GHQは大日本帝国憲法との差異として、民族主義から個人主義へとその中心的内容へと置き換えられ、日本国の解体と日本民族の解体が同時進行していく憲法へと変えられていきました。

そして今があります。

これからの共生社会を見据えた時、戦後日本人が世界平和に対する貢献してきた因果は絶大なものがあると感じます。

多くの地域において技術力、教育、医療などを惜しみなく提供して、また経済支援も社会や生命を大切にした貢献奉仕活動を積極的に行ってきています。

80年に渡り、軍隊による戦争を行う事なく、外交や交渉によって平和を維持してきているのはGHQと当時の日本政府にあった人々のお陰であると感じます。

一方で、我々日本人は少子化問題、海外諸国による侵略の脅威など、未来に向かい民族崩壊の危機を迎えています。

18世紀、江戸の街は世界最大の都市だったそうです。

その理由はサステナブルな人と自然界の共生循環が行われていたからだと言われています。

微生物たちを生かした類まれな文化を形成してきた日本人。

未来社会を描く革命は、力の小さな目に見えない力による

微風のような優しい変容の積み重ね、連なりの中にあるのかも知れません。

See you next time!!!


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宙唄(そらうた)Author Sorauta
私は地球生命、生態系、精霊、神々は一つであると捉えています。人類が千年先にも続いていく為にも地球生命体との共存共生は、今人類社会を生きる我々全ての責務です。これからも地球規模で、生態系保全や風土に紐づいた文化、生態系資源を未来へ繋ぐの活動を、皆さんと共に共有して生きます。