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えせエッセイ

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記事一覧

人生後半が面白くなる「九刀流」入門!

衝撃である。 三刀流でも無理があるのに…… なんと、九刀流とのこと。 どうやらゾロは数々の修羅場を潜り抜け、とうとう腕が6本に、顔が3つになったようだ。 1本の刀を操るだけでも難しいのに、9本とは……。 刀が9本に増えるだけだと言っても、難しさは単純に9倍というわけではない。修羅にしか成し遂げられない技だろう。 おれはひとりの修羅なのだ 宮沢賢治も認めているに違いない。ゾロはおそらく「唾し はぎしりゆきき」しているのだ。 賢治の言葉遣いは難しくて理解できないが、

私は憤慨している!【えせエッセイNo.18】

激おこぷんぷん丸である!! 激しく怒りすぎて 更新する時間がなくて 、noteの更新すらままならなかったくらいだ。普段は誰よりも温厚で、心のキャパが琵琶湖ほどもあるのではないかと噂されるこの私が怒っている。 こんなことが許されてなるものか!! すみません、思わず取り乱してしまいました。 私はこういうものです。 それは、朝からうだるような暑さの続く8月25日(日)のことだった。 日曜日だというのに何の予定もなかったため、私は執筆活動に勤しんでいた。受験生の息子はリビン

あんなの漫才じゃね~よ!!

そんな論争があったような、なかったような…… もう忘れている方も多いかもしれませんが、2020年の年末から2021年の年始にかけて、お笑い界を激震させた大きな問題です。「M―1グランプリ」で優勝したマジカルラブリーのネタは漫才なのか否かの白熱した議論が展開されました。 申し遅れました。私、こういうものです。(自己紹介の使い方あってます?) 私もM1の敗者復活戦をわくわくしながら見る程度のお笑い好きですが、決して詳しいわけではありません。ですから、マジカルラブリーのネタが

オリンピックなんかやめちまえ!って書いたら反感を買うだろうか(えせエッセイNo.16)

1980年、ジョン・レノンが殺害された。 まだ40歳という若さだったらしい。 中学のとき、英語の授業でジョン・レノンの存在を知った。何をしている人かも知らなかったが、英語の教科書を読みビートルズの一員だったと知る。ただし、「ずぅとるび」は知っていても、「ビートルズ」は知らなかった。 似たようなものか…… そんな風に思っていた。ごめんなさい。 ジョンが殺害されたのは、のがわ少年が小学校に入学するかしないかの、まだ寝小便に悩まされていた頃の話である。 ジョンは世界平和を曲

噛みたくない(えせエッセイNo.15)

パンや米は1,000回以上噛むと「味の向こう側」へ行けるらしい。 SHARPさんのnoteを読んで衝撃を受けた。味がほぼなくなった後、さらに噛み続けると「味の向こう側」の境地に辿り着けるとのこと。興味はあるが、挑戦する勇気は出ない。 記事は「バイトスキャン」を紹介する内容で、噛むことに興味を抱かせる。とにかく現代人は噛まないらしい。私も加齢と共に噛めなくなってきた。それ以前に、歯並びが悪く上手く噛めない。 冷たい飲み物を飲むのもつらくなってきている。これが老いというやつ

一夜限りのギグ(えせエッセイNo.12)

哲学者のブレーズ・パスカルは言ったそうです。実に哲学的ではないでしょうか。ミケランジェロも、彫刻の分野において似たようなことを言ったといいます。 余計な贅肉を削ぎ落とし、美しい姿を見せたい! そう思いつつも、甘いものがやめられません。noteの文章も、ついつい要らないことばかり書いてしまいます。冗長表現には気をつけていますが、的確に伝えようと思うと、どうしても文章が長くなってしまうもの…… 最近の執筆依頼は、平均すると1記事あたり6,000~7,000文字が多い気がしま

必勝法を見つけたので誰か買ってほしい【えせエッセイNo.3】

必勝、それは、「必ず勝つ」こと。つまり、必勝法がわかれば、勝ち続けることも可能となる。 世の中には必勝法と名の付く商材で溢れている。心躍るネーミングだ。世の中には多くのマーケティング手法がある。 「期間限定」「限定商品」に騙された人も多いのではないだろうか。『必勝法』は、これらに匹敵するマーケティング手法なのではないかと考える。否、それ以上のマーケティング手法に違いない。 『必勝法』さえ知ってしまえば、負けて辛酸をなめることがなくなるのだ。 今日は、私が考えた『必勝法

おひがしさんと武徳殿(えせエッセイ vol.1)

そういや、おひがしさん、行ったこと無かったわ。 おひがしさんとはおひがしさん、つまり、浄土真宗の本山東本願寺のことだ。我が家の宗教は浄土真宗大谷派。他力本願の、この上なくありがたい宗教である。とくに信仰心は無いのだが、他力本願の言葉の響きは荘厳な宇宙の響きだ。 私は、おひがしさんの存在は知っていたものの、実際に見たことも行ったことも無かった。信仰心のかけらもない。一方、我が家の子どもたちは地元の寺の行事で、東本願寺の行事に参加し「あかほんくん」にも会っている。 ちなみに

アウトプットが成長のカギ(えせエッセイNo.2)

新聞を読んでいると、気になる一文が飛び込んできた。 プロになった頃は勢いもあり、順風満帆⛵に事が運んでいたとしても、あるときふと不安に襲われる。あなたにも、そんな経験があるのではないだろうか。 Webライターは記事を書いて報酬を受け取れば、プロだ。いや、報酬を受け取る前に、すでにプロとしての意識が必要となる。 案件応募の際のノウハウとして「初心者なので」は禁句だと聞いたことがある人も多いだろう。依頼する側が初心者にお金を払うリスクを避けたいのは当然だ。 つまり、案件に

DX化の弊害を逆手に取った戦略(えせエッセイNo.4)

新型コロナウィルスが流行したことによって、甚大な被害が発生した。一方で、新型コロナウィルスがもたらしたメリットもある。 急激なDX化は、数少ないメリットの一つだろう。 DXとはデジタルトランスフォーメーションの略。DX関連の記事をいくつか執筆したことがあり、進化の速さに驚かされている。DXは政府主導で進められ、企業や学校でのアナログデータは少しずつデジタルデータに置き換わってきていた。 時代が一気に動いたのは、コロナによるリモートワークやリモート授業、ソーシャルディスタ

今も昔も甘い罠には気を付けよう(えせエッセイNo.5)

小学校低学年の頃の話だ。 ネズミを捕獲するための罠を仕掛けたことがある。仕掛けたのは家の中ではなく、雪の中だ。 画像のようなドーム型の原始的な罠だった。 獲物が餌を取ろうと中に入ると、入口が閉じて外に出られなくなる単純な原理だ。餌として中に入れたのは、真っ赤な絵の具を丸めたような、小さな南天の実だった。 もちろん、ネズミが南天の実を食べるとは考えていない。のがゎ少年はそこまで馬鹿ではないので安心してほしい。捕獲したかったのは、ネズミではなく、鳥だった。 当時、我が家に

脱線しても戻ってくればいい(えせエッセイNo.6)

Webライターのお役立ち記事を絶賛配信中の、Webライターのがゎです。今日はWebライターの基本テクニックを、どこよりもわかりやすくお伝えしたいと思います。 信じるか信じないかは、あなた次第…… ブログの記事は1記事1テーマが原則Googleの検索エンジンにキーワードと記事の関連性を認識させるには、1つの記事に多くのキーワードを盛り込もうと考えるのは的確ではありません。 1記事にキーワードは1つだけ!! 検索エンジンだけでなく、読者にとってわかりやすい記事を執筆する際

映像で見せてもらえませんか?(えせエッセイNo.7)

書籍の予約なんて久々かも。たしか、前に予約して購入したのは、カマたくさんの『お前のために生きてないから大丈夫です』だったはず。3年前のことだ。 なんと、『大丈夫』つながりだった❗❗ 予約して購入したのは、岸田奈美さんの『国道沿いで、だいじょうぶ100回』。我ながら、良い買い物をしたと思う。 じつは「奈美さん大好き💖」なのだが、はまらない人にははまらないらしい。わからなくもない。なぜなら、エッセイ自体を好まない人も多いからだ。 私自身も以前は、さくらももこさんのエッセイ

ここも、せんじょうだったとは……(えせエッセイNo.8)

「今、地学にはまってんねん」 すっかり大阪に染まってしまった娘が言う。あぁ、都会の風に染まってしまったのか……父は遠い目をしながら聞いていた。 いや、それより地学って何よ? 中学、高校では地学が大嫌いだったという娘は、大学で理科を専攻して多くの先生との出会いがあったようだ。担当の先生によって、その教科の好き嫌いは大きく変わるらしい。先生って責任重大。 先日は大阪の有名な地下街を練り歩き、壁や床の化石を探したと嬉しそうに話してくれた。化石が見つかりそうな石を見たらビビビ